平成21年度・移行措置情報

今春から学校の学習内容が大きく変わり始めるのはご存知でしょうか。

  「新学習指導要領」(小学校は平成23年度、中学校は平成24年度から実施)に向けて、平成21年度から学習内容の「移行措置」が行われます。 これまでの「ゆとり教育」から一転し、「学力重視」の内容に変わっていきます。特に理系科目の内容に大幅な増加があります。

平成21年度に大きく変わるのは、「中学1年生の数学」です。

現行課程
移行時に追加する内容
例題
A 数と式
(1) 正の数・負の数
・正の数と負の数の意味
・正の数と負の数の四則計算の意味と計算
←数の集合と四則計算の可能性
(2) 文字を用いた式
・文字を用いることの意義
・文字を用いた式における乗法・除法
・簡単な一次式の加法・減法


←文字を用いた式による表現や読み取り
←不等式を用いた大小関係の表現
(3) 一元一次方程式
・方程式などの意味
・等式の性質と方程式
・簡単な一元一次方程式の解法と利用
←簡単な比例式
B 図形
(1) 平面図形
・線対称、点対称
・基本的な作図とその利用
←平行移動、対称移動、回転移動
(2) 空間図形
・空間における直線や平面の位置関係
・空間図形の構成や表現
・扇形の弧の長さと面積
・基本的な柱体、錐体の表面積と体積
←投影図

←球の表面積と体積
投影図

C 数量関係
(1) 比例・反比例
・比例・反比例の意味
・座標の意味
・比例・反比例の特徴
・比例・反比例の活用

←関数関係の意味
D 資料の整理

(1) 資料の散らばりと代表値
・ヒストグラムや代表値の必要性と意味
・ヒストグラムや代表値による資料の傾向の把握と表現

このように、現行の課程に追加する形で、学習内容が大幅に増加します。
学校では移行措置の期間、教科書に加え補助教材を使用する変則的な授業を行っていきます。また、学習内容の増加に伴い授業時間数がギリギリになり、復習にあてる時間が取れなくなると予想されます。
「学び残し」をしないようにするためにも、予習・復習時間の確保、サポート役をつけるなどの対策が必要になるのではないでしょうか。
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