高校入試情報
◇平成21年度・埼玉県公立高校入試について◇
■前期募集■
県公立高校の推薦入試最終年の今年度入試では、公立校志望者の大多数が前期募集に出願したため、前期募集の倍率は昨年同様きわめて高いものになりました。

普通科では昨年特に倍率の高かった高校の倍率が全般的に下がる一方、昨年比較的低倍率だった高校に人気が集中する、という現象が目立ちました。
来年度入試では、普通科の場合、前期募集で全募集人員の75%を確保することになっていますので、今年度の倍率を基にして単純に比較・予想することはできませんが、不況の影響もあり、公立志向が薄らぐとは考えにくく、前期募集の枠を巡ってかなりの激戦になることと思われます。 

【普通科高倍率校】
浦和西(7.13倍)・所沢北(6.68倍)・川越女子(5.98倍)・川越(5.74倍)
浦和(5.72倍)・浦和一女(5.68倍)・和光国際(5.50倍)・朝霞(5.48倍)

前期募集の定員については、多くの普通科高校で全体の定員に占める割合は25〜35%になっていますが、一部の高校(川越初雁・大宮武蔵野・新座柳瀬高校・鶴ヶ島清風高校など)では、前期募集の枠を60%程度まで拡大<しました。
「総合問題」実施校は64校で、昨年に比べて1校増加しました。
【総合問題実施校の例】
浦和・浦和一女・大宮・川越・川越女子・伊奈学園総合・川越西
朝霞・朝霞西・川越初雁・浦和西・浦和東・大宮光陵・川越南
坂戸・所沢・所沢北・所沢西・松山・松山女子・蕨・和光国際
市立浦和・市立川越(普通科) など

■後期募集■
昨年からの経済不況の中で公立志望の傾向は強く、依然として中堅校から上位校の人気は高いままで推移しています。その中で、今春の後期募集の特徴としては、受験生の層の二極化が進んでいるということが挙げられます。
たとえば、昨年度と今年度の後期募集の倍率を比較すると、以下のようになっています。
  平成20年度平成21年度
川越(普通)1.55倍1.75倍
所沢北(普通)1.63倍1.90倍
和光国際(普通)1.27倍1.63倍
和光国際(外国語)1.16倍2.16倍
朝霞(普通)1.32倍1.46倍
上は、昨年よりも倍率の高くなった高校の例です。
しかし、その一方で、下図のように、中堅校・上位校の中でも、倍率を下げている高校もあります。
  平成20年度平成21年度
大宮(普通)1.78倍1.52倍
市立浦和(普通)2.75倍1.97倍
松山(普通)1.38倍1.10倍
つまり、受験生の中には上位校志向が強いものの、その反面、確実に公立高校へ入学したいという意識も強いということです。
この傾向は、下位校でも見られます。例年ならば倍率が低く、定員割れをするような高校でも、1倍を超える高校も増えています。

公立人気は来年もまずまちがいなく続くことでしょう。そして来年の入試では、前期募集で合格できない場合、かなり厳しい状況になります。
公立高校の合格は「なんとしても前期で勝ち取る」という意気込みで、これからの学習に取り組むことが必要です。


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