Legacy Ti TypeS

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 2007 年 4 月まで乗っていた車は、平成2年に新車で購入したスバル レガシィ Ti TypeS 1800cc でした。べつにスバル党というわけではないのですが、どちらかというと乗り潰し派ですので、結果的に17年間乗りました。

このクルマにしたわけ

 いままで、FR、FFと乗ってきましたが、スキーに行くときには、いつも苦労させられました。また、悪路でオイルパンを擦って、峠の頂上でオイル漏れを起こし、怖い思いをしたこともあります。山道でイグニッションの電子回路(フルトラ)が、壊れて走行不能になったこともあります。そんなこともあり、今度のクルマは、乗用車タイプの4WDで、実績のあるものと決めていました。スキー向きクルマのところでも書いていますが、足周り、ブレーキパイプの配管、エンジン補機の位置などは、入念にチェックしました。水平対向エンジンの場合、エンジンの高さが低くなりますので、結果的にオイルパンが下部にあまり出っ張らないこと、発電機なども、エンジンの上に配置されていますので、水をかぶる可能性も少なく、安心できます。また、オプションのアンダーガードも強度充分で、オイルパンを完全にカバーできることも確認しました。

なぜ、1800cc

 当然の事ながら、同じ大きさのクルマと比べても 4WD ということで、重量もあるし、駆動系のロスも大きくなります。ですから、レガシィは、2000cc で駆動すべき車体でしょう。総重量は、1.3t もあり、115 馬力の 1800cc では、快適な加速は望めないでしょう。しかし、それでも 1800cc を選択した理由は、燃費にありました。当時、仕事でレンタカーを使用する機会が多くて、レガシィを幾度か使用しましたが、2000cc の AT で、高速主体の燃費重視運転でも、リッターあたり 7km も走れないのには、さすがに考え込んでしまいました。そうすると、1800cc マニュアルしか、選択の余地がなかったです。特に AT は、常時滑りが生じている感じがしました、当時でも古い形式のATのようでした。最近のレガシィは、燃費がかなり向上しているらしいですね。
 燃費は、10〜11km/リッターというところです。

乗った感じ

 サスはやわらかめで、フカフカ感があります。車体のわりにエンジン出力が小さいので、加速は良くないのは、予想以上でした。低速のトルクはあります。また、あの独特のエンジン音は、他車から乗り換えるとうるさく感じました。エンジンは、低速トルクがあり、いかにも乗用車らしいエンジンです。ホンダ車が、バイクのエンジンを乗用車に乗せたと表現できるなら、これは対照的です。

故障。メンテナンスなど

 当然のことですが、消耗品は、適宜摩耗し、交換が必要となりました。RIMG0306s.jpg (84015 バイト)

  1. ドライブシャフトのジョイント部のカバー
      ゴム製のこのカバーは、数万kmの走行で破れてきます。レガシィは、独立懸架の 4WD ですので、これが4カ所あります。前輪は、操舵の関係で、ジョイント部の角度がきつくなりますので、破損までの距離が短いです。そんなわけで、現在までに、カバーは前輪3回、後輪1回交換しました。
  2. アイドル時の回転不良 
      これは、電磁弁で動作するエアーのバイパス回路の不良でした。良く壊れるらしく、ディーラーに持っていったら、原因がすぐ分かったようです。一度、清掃してもらい、症状が改善したのですが、その後再発、部品交換となりました。取り寄せた部品を見てみると、吸気圧でアシストするよう、設計変更されていました。やっぱり故障が頻発していたのねと納得。
  3. 前ブレーキパッド、ローター交換(8万km)
      恥ずかしい話ですが、パッドの偏摩耗に気がつかず、ローターをシムでキーキーやってしまいました。片側が 5mm 以上残っていたので、まさかと思ってしまいました。セオリー通り、ブレーキパッドの摩耗は前後からきちんと確認する必要がありそうです。ローターの傷は大したこと無かったのですが、高速からの急ブレーキで、ペダルにガタガタとかなりショックが出てきているので交換しました。ローターは、8千円ほどと、意外に安いんですね。交換してからは、高速でのフルブレーキも快調です。ローターは、準消耗部品と考えた方がよいかもしれません。
  4. 前後ショック及びパッド類交換 (8万km)
      数年前から、リヤサスから、ゴトゴトと異音がしていたので、交換しました。同様な症状を呈する故障にベアリングの摩耗がありますが、ベアリングの場合は、ゴンゴンゴンと規則的な音がするのに対し、ショックのばあいは、ゴトッ、ゴトゴトッ、ゴトッと不規則なのが特徴です。この異音対策だけならば、リヤだけ交換しても良かったのですが、リヤよりもフロントのほうが、条件がきついので、こちらもそろそろヘタっていると判断し、交換しました。社外品にするかどうか迷ったのですが、家族が乗ることもあり、硬いのは入れられないし、また、周辺部品も交換することを決めていましたので、部品調達が簡単なディーラーで純正品で交換しました。
     交換後は、乗り心地がソフトになりました。ゴトゴトと音が出ていたということは、引っかかりがあったということなのでしょう。部品のガタがあるような妙な走行感も消えました。また、段差を越えたときの揺れが、前よりも1回少ないのもはっきりとわかりました。
  5. タイヤ
     摩耗に伴い、ミシュランMXTに交換しました。このタイヤは、接地感という点ではあまり良くないですね。ゴツゴツしているし、滑りをかなり感じます。寿命は、非常に長いようです。6万km 走行しましたが、半分ぐらいしか摩耗していないです。
     その後、縁石に乗り上げた際に、サイドウオールを損傷したらしく、横が膨らんできましたので、ブリジストンのAQドーナツに交換しました。ミシュランに比べると、柔らかい感じを受けます。
  6. ドアロック
     5年ほどで、室内のドアの開閉機構のスプリングをおさえているプラスチック部品が壊れて、ドアを開閉すると、ロックが連動してかかってしまうというトラブルが生じました。4つのドア全てに発生しましたので、明らかに部品の強度に問題があります。ドアの内張をはがし、太めの針金で、スプリングを固定することにより、修理しました。
     これに限らず、長く乗り続けていると、プラスチック部品の割れは、必ず起きます。メーカーは、材質や強度をもう少し考慮して欲しいです。
  7. タイミングベルト(10万km、11年車検)
     10万kmを超えたので、交換しました。ベルトは歯飛びはありませんでしたが、ひびも入っており交換時期であったようです。他にファーストアイドルが下がりにくいトラブルがありますが、これはインジェクタ周りの清掃で多少症状が改善されましたがすぐ再発します。根本的な修理には、部品交換が必要でしょう。
     また、発進時に薄い鉄板が叩かれるような、キャタライザーの腐蝕によると思われる排気管周りからの振動音があります。排気管本体の損傷がないため現在のところ放置しています。
     さすがに10万km走行後では、さまざまな部分の摩耗故障が始まってしまいました。
  8. ファンベルトひび割れ、カムカバーオイル洩れ(11万km)
     ベルト及びパッキンを交換しました。 
  9. ラジエター交換(12万6千km、13年目)RIMG0305s.jpg (122304 バイト)
     海外旅行で買い換え費用を使い果たしてしまったので、13年目の車検を敢行。返ってきた車を見ると、冷却液が漏れている。ドレンプラグ付近でしたので、プラグの締め付け不良かと思い、締めてみましたが改善しません。そのうち、サイドのタンク部に亀裂があるのを発見、既にエンジンの回転数を上げるとフロントグリルから冷却液が吹き出てくるような状態になり、修理となりました。見たところ、タンク部は樹脂製のように見えます。中古、社外品も考えましたが、耐久性に不安があるので、ディーラーへ持ち込み修理。修理費 11 万円也。おそらく、社外品使用の 2 倍ぐらいの金額でしょうか。
  10. . スタッドレスタイヤの交換(2003年12月)
     ブリジストンのブリザックはなかなか良くできたスタッドレスで、かなり長持ちしていたのですが、5年を経過したあたりからアイスバーンでのスリップが気になり始めていました。車を買い換えるまで保たせようかと思いましたが、思い切って交換しました。交換時で、山の摩耗は半分にもなっておらず、プラットホームもまだ出ていませんでした。交換したのは、同じブリジストン ブリザックのREVO1です。 もちろん交換によりグリップ力は向上しました。もう少し早めに決断すべきでした。
     しかし、オーバースピードでアイスバーンに突っ込めば、当然滑るわけで、冬道は油断禁物です。
  11.  自動車税
     2004 年から、自動車税が 5 千円アップしました。グリーン化税制とかいうやつで、古い車は概して環境を汚しているから、買い換えを促進すべく、税金の値上げなんだとか。13 年以降の古い車は一律、燃費が良かろうと悪かろうと、排ガスがきれいだろうと汚かろうと、触媒を交換してあろうと無かろうと、そんなことにお構いなく税金の値上げです。新しい車に買い換えろという行政の意思表示です。表向きの理由は、環境問題に対応ということですが、余りにも矛盾が多すぎます。一番の問題は、車の廃棄及び新車製造そのものが、絵に描いたような典型的なリサイクル矛盾であり、環境問題に対応していないということです。すなわち、環境にやさしくないのです。さらになぜ13年からの根拠がない。もし、排ガスの規制で考えるならば、近年では、昭和 53 年、平成 12 年に規制が厳しくなっていますから、例えば、平成 12 年以前の車に対して、規制がなされるべきです。
     後世の笑いモノになること必定の税制です。
  12.  ブローバイガス(2006年3月)
     最近、オイルの減りが 4,000km で 1L 近くなってきました。おそらく、ブローバイガスの増加により、オイルが吹き上げられて、インテークへ回っているのでしょう。インジェクターのあたりはドロドロになってしまっているかな。そろそろ対策が必要です。
  13.  ETC (2006年3月)
     ハイウエイカードは、2006年3月末で使えなくなりますので、ETC を取り付けました。近所のカーショップへ行って、安いのから数番目のセパレートタイプのものを購入。セットアップは店でやってもらい、取り付けは自分でやりました。バックミラーの裏あたりのフロントガラスにアンテナを貼り付け、内張をはがして配線を格納し、本体は足下に取り付けました。電源は、アクセサリーだけだったのでシガーライターの配線から分岐しました。機種によっては常時電源を必要とする製品があるようですね。電源を入れると、いちいち「カードが挿入されていません」と五月蠅いのですが、これは設定で音量を小さくしたり、あるいは止めることもできます。製品によっては、止められないものもあります。(会社の車に取り付けてある製品は止められない。)
     自分で取り付けると、試運転がなかなかスリルですね。もし、認識せずにゲートが開かなかったら、追突されるかなと、なるべく空いている時間帯を選び、テストしてきました。無事、動作し、久々のジェットコースター気分を味わってきました。
     取り付けに要した時間は1時間弱でした。
  14.  RIMG0312s.jpg (51059 バイト)15 万 kmを超えました(2006年5月16日)
     先日、南会津まで行ったときの燃費は、およそ、13.5km/L でした。毎年、5月は燃費が一番良い時期なのですが、それでもこれは最高記録です。だいぶ、クリアランスが増えて、フリクションが減少しているのでしょうね。5月末に、オイルを 1L 補給。オイルの減りが激しくなってきました。一応、キャブクリーナーを使って吸気系をクリーニングしました。心なしか、エンジンの回転がスムーズになったような気がします。
買い換え決定(2007年4月某日)
 まだ、乗れるといえば乗れますが、あちこち錆が出て、メンテナンス、補修に費用がかかり始めたこと、エキパイあたりからは、原因不明のビビリ音が相変わらず出ていること、内装のプラスチック部品が割れて脱落し始めて、サンバイザーも脱落し、さすがに機能的に問題がある状態となり、買い換えを決定しました。
 現状について、書いておきます。右図はリヤバンパー上部です。荷物の積み卸しで、塗装がボロボロになっています。下は、マフラーに開いた穴。内部からの腐食です。このマフラーはわりと早い時期に一度交換していますが、二本目も、こんな状態となりました。この車を購入した当時はステンレス製も見受けられたのですが、レガシィはステンレスを使っていませんでした。二本目のマフラーは、10年以上使えていますので、おそらく腐食対策が行われたのだと思われます。マフラー手前の排気管は錆がかなり厚くなり、ボロボロはげ落ち始めていました。、リヤサス、リンクあたりも錆が浮いてきています。ドアミラー横のプラスチックカバー脱落は、ダボが折れました。納車直後に、この部分の風切り音がひどく何度かクレームを出したのですが、そのときにカバー脱着でダボにストレスがかかり、ヒビが入るなどして、最終的に折損したのでしょうか。この風切り音は、結局、現在まで続きました。サンバイザーの支柱も、ストレスによる折損ですね。
 一応、下取りで10万円を付けてくれましたが、さすがにこの状態では中古車として市場に出せないでしょう。

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マフラー上部の穴

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マフラー手前の排気管、リヤサス周辺

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ドアミラー横のプラスチックカバー脱落

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サンバイザー取り付け部の折損

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この距離で手放しました。お疲れ様でした。

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