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Legacy 2.0i B-Sports Limited AT

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bullet

2007年4月22日

 17 年ぶりに車を買い換えました。 納車の数時間後に車を分解している私はビョーキでしょうか?
 最近の車の電装系は複雑です。ハンドル下のパネルを外して、まず目に飛び込んできたのは、数百本の配線とおびただしい数のコネクタ。電源の見分けすら付かない状態。サービスマニュアルをコピーしてもらって、撃沈を免れました。 ちなみに、ETC 車載器とレーダー探知機の配線をしています。

 結果的に購入したのは、前回と同じレガシィでした。前車が気に入っていたからですが、良くも悪くも劇的な変化を感じます。

 今回、車購入に当たって、考えていたことは、下記です。

  1. 燃費などの問題から、車を少し小さくしたい。

  2. メインの用途がスキーや天体観望であり、必然的に山道、雪道走行が必要になり、良くできた 4WD 車が欲しい。

  3. 車高の高いRV車は好みではない。山道、雪道を走るにしても、距離的には高速や平地走行が多いし、山道も舗装路が多いので、重心は低めの方が良い。

 インプレッサを第一候補にしていました。しかし、インプレッサは数ヶ月後にフルモデルチェンジを控え、車検の時期などもあり、結果的にレガシィにしました。
 AT 車を初めて購入しました。5MT に未練がありましたが、マイナーチェンジ前の販売店が見込み発注した車を大きな値引き額で購入したため、あまり選べなかったというのが真相です。カタログ上では、AT と 5MT とで燃費が全く同じ、しかも前車とあまり変わらないか向上が期待できそうというので、AT に転びました。ゴーストップが多い市街地ではムチャ楽チンです。

 最近の車は電子制御の塊なんですね。複雑すぎて、何がなにやら、、、
 オートマは、ユーザーの癖を学習しシフトタイミングを変えてくるのだそうです。
 取扱説明書は、A5 版で約 500 ページ。パネルメータ上の警告灯の数と表示方法も星の数ほどある。点灯と点滅で、故障診断もするのだそうで、トラブル時は、きちんとメカニックに説明しろってな感じです。点灯しても、何を意味するか覚えていられないよなあ。止まって取扱説明書を調べても、どうなんだか。
 瞬時燃費計も便利かなと思ったら、発進時は 2km/L、減速時は 50km/L という表示。街中では、なんの役にも立たない。

 ナビの操作も発狂しそうな複雑さ。取扱説明書は、約 280 ぺージ。基本的にシンプルなんですが、それなりに深い階層構造です。表示パネルがタッチパネルになっており、うっかりさわろうものならモードが変わる。

あ〜、戻し方がわからない。

 運転中は、いくつかの操作しかできなくなりますが、どれが出来てどれが出来ないかを理解するまで、しばらく時間がかかりそうです。 このプロテクトを解除する方法があるのですが、わざと聞きませんでした。ナビに気を取られていたら、前を見なくなります。エンジンスタートと同時に自動に表示パネルが飛び出す機構も OFF にしました。

これを車の進化というのかどうなんだか? おもちゃとして操作するのは面白いけど、納車早々、なんだかなあという気分になっています。

 純正のアンダーガードがないということで、どうしようかと思っています。山道では、腹を擦るのは恐い。さらに AT だとエンジンのみならず、トルコン部分にも巨大なオイルパンがあります。この2カ所は何とかしたいです。前車につけていた純正のアンダーガードを改造して付けようかと思いましたが、ラウンドノーズになった分だけ、長さが足りません。作るか、特注するか考え中です。

購入の際の対抗馬
 インプレッサで検討しているときは、ホンダのシビック、エアウエイブを候補に上げたのですが、三角窓付きは山道で問題があることがわかりました。昨年、レンタカーで借りたときに峠道でピラーが視界をさえぎり、カーブの先が見えなくて、いちいち体を乗り出して確認するなど運転しにくく、あきらめました。用途の多くが、スキー、天体観望と山道走行が必要なので、この安全上の問題は譲れないです。前方に三角窓がついている車は、概して前方斜め横方向の視界が悪く、改善を望みたいです。三角窓は、峠道以外では、全くといって良いほど支障を感じませんが、、、
 レガシィに対してですと、三角窓がないアコードワゴン 4WD という対抗馬もあったのですが、4WD は、2.4L しかなく燃費が悪いので結局レガシィにしました。

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スバルの工場での新旧車 大きさはほぼ同じ

2007年5月4日 メモリースティック
 メモリースティックを使って、ナビのハードディスクに音楽が転送できるとのことで、ノーマルのメモリースティックを探し出して購入してきました。ノーマルのメモリースティックなどというものは、まさにレガシィ(遺物)な存在です。最近のメモリースティックは、Duoか、Pro タイプが主流で、すでに秋葉原には見あたらず、近くの電器屋さんでようやく見つけました。128MB なのに、Duo Pro の 1GB 近い価格で割高感があります。
 ところが、やってみるとあまり意味が無いことがわかりました。オーディオシステムと連携していないので、ハードディスク内の音楽をオーディオシステムで聴くことはできず、ナビのモニタースピーカーしか鳴らせることが出来ないのです。おそらく、音声出力をオーディオシステムに流し込むことはそれほど難しくないと思います。しかし、ハードディスクの空き容量は約   4GB   と十分な量でないこと、転送に意外と手間と時間がかかること、標準装備のオーディオが CD 6 連装で mp3、wmv なども再生できることから、必要性はほとんど無いと判断し、断念しました。

2007年5月19日 走行距離 約 600km
  納車直後に満タンにしてから、この日に2回目の給油を行いしました。走行距離 539.8km に対し、ガソリンは、54.26L + αでした。この α というのは、初回の自動停止で給油をストップして完全に満タンにしなかったからです。おそらく、追加で 1L ぐらい入ったと思います。この結果より、満タン法による燃費を計算すると、推定約 9.8km/L となりますが、インパネに表示されていた平均燃費は、10.4km/L と 0.6km/L の差がありました。インパネの表示が燃費が良い方に表示されるのは、クルマの性能をよく見せようとしているようにも受け取ることが出来るので、ちょいと気にくわないです。まあ、気持ちはともかくとして、誤差が 5% ぐらいはあるということがわかりました。おそらく、燃料ポンプの動作回数か何かを拾って、燃費計算しているのだろうと思いますので、こんなものかもしれません。
 今月末に一ヶ月点検と下回りの防錆処理をお願いすることにしました。

2007年6月16日 山道走行 走行距離 約 1000 km
 梅雨の晴れ間でしょうか。真っ青な空が広がったので久しぶりに天体観望を楽しむため埼玉県民の森へ出かけました。この車では初の山道走行になります。パドルシフトのおかげで両手をハンドルから離さないので済むので、ハンドリングは気持ちがよいです。山道走行は変速をオートに任せずにマニュアルシフトにしたほうが、思い通りに車を制御でき、また不意の加減速もないので、安全感があります。特に下りでは、スポーツモードでソフトを固定するのは必須と感じます。そんなわけで、オートマでの懸念の一つであった山道走行は問題ないことがわかりました。
 燃費は、約 12km/L 。郊外のドライブは、燃費がよいです。
 問題を感じたのは、ハイビームの配光特性です。きちんと確認したわけではないのですが、ハイビームにすると、HIDランプはそのままで、内側のハロゲンランプが点灯するだけのようです。ところが、このハロゲンランプの広がり角が非常に狭く、まさに「前方」だけで、カーブの先を照らし出してくれません。補助ランプでも増設しますかね。

RIMG0514s.jpg (71085 バイト)2007年11月中旬
 10月に、3年ぶりに石川町スターライトフェスティバルに行ってきました。高速道路は燃費が良いです。14km/L ぐらい行ってしまいましたでしょうか。
 ところで、スキーに備えてスタッドレスタイヤを購入しました。ブリジストン ブリザック REVO2 205/55R16 とアルミホイールです。購入してからしばらくすると値段が下がってきて少し悔しい思いをしましたが、欲しい銘柄が売り切れるとか、いろいろ問題も生じますので覚悟の上です。前車で使っていたスタッドレスタイヤは、人にあげてしまいました。そのため、今回は買い換えではなく新規購入ですので、早めに手配しました。
 慣らし運転も兼ねて装着してみました。このタイヤは回転方向が定められているので、装着時は注意が必要です。乾燥路を走った感じは、夏タイヤと変わらないです。スタッドレスタイヤの泣き所は、高速道路での不安定、雨の日のブレーキング性能、乾燥路での滑っている感じといろいろありますが、改善されていることを期待したいです。
 それに併せて、チェーンも購入しました。前車では一度も使うことがなかったので、一番安いチェーンを購入しようとしましたが、ショップの店員曰く
「コマが大きいので、車体に接触する可能性がある。」
とのことで、少し高い細いタイプにしました。
「これだと、ジャッキアップも不要です。」
とも言われていましたが、安価なタイプでもジャッキアップせずに装着できる んですけどね。
 さっそく取り付けてみたのが右の画像です。確かに取り付けやすく工夫されていて、安価なチェーンより楽に作業できます。しかし、装着時間はあまり短縮しないです。このチェーンは、ちょっと思慮が足りないところがあります。タイヤの裏側上部は、ショック等があるので狭くなっているので、ここで何かさせようというのは無理があります。少しオフセットさせればよいのですが、そうすると方向性が出て扱いにくくなってしまうという判断でしょうか。そんなこと無いと思いますが。
 おそらくこのチェーンは保険みたいなもので、使わないで終わってしまうと思うので、私にとってはどうでも良いです。

2007年12月31日
スタッドレス試走
 スタッドレスの試走を兼ねて、富士見パノラマスキー場へ行ってきました。案の定、中央道小淵沢からチェーン規制で、雪道を走る目的を達成できました。
 スタッドレスを試したというか、ATで雪道は初めてでした。気温-1℃、新雪ですが下は凍っているという路面状況です。スタッドレスらしいグリップは感じますが滑ります。どうも、ATであることに原因がありそうです。マニュアルですとアクセルでスリップをかなりのところまでコントロールできるのですが、 ATだとそのダイレクト感に乏しく、滑り出すとなかなか止められなくて恐いです。滑らせないことが、秘訣かと思います。

カーナビが案内をあきらめる?
 圏央道と中央道が、2007年6月23日に接続されました。車の購入は、それ以前ですので、カーナビの地図にはこの情報は入っていません。走ったらどうなるか? 楽しみにしていましたが、残念な結果に終わりました。
 位置は正しく表示されます。カーナビはコースを外れたことを検知し、何度か再検索を試みますが、そのうちあきらめて、現在位置の表示だけになってしまいます。ゴルフ場の真ん中を突っ切るような走り方になりますから、度重なる再検索はシステムの負担になるだけと、途中で打ち切られるようにプログラムされているのでしょう。結果的に目的地までのルート案内は、されないことになり、いずれかの場所で停車し再設定することが必要になります。使いにくいことになってしまいました。

扁平率55のスタッドレス
 御存知の方も多いと思いますが、中央道は路面が荒く、特に小仏トンネルは度重なる修繕にも関わらず、周期的な路面の凹凸が発生し、ゴンゴンゴンと周期的な突き上げが生じます。タイヤの扁平率は、小さいほどこうした段差に弱くて乗心地を悪化させますが、ことスタッドレスはさらにひどい状況になるようです。一部の路面では、サスペンションがへたって底突きしたかと思わせるような衝撃さえあります。思わず、車を止めて点検してしまいました。ちょっと、これは耐えられないですね。

RIMG0685s.jpg (52185 バイト)2008年1月13日
スキーキャリアベース取り付け
スバル純正を新車購入時に一緒に購入していましたが、今回、それを付けました。台座を屋根に取り付け、これにワンタッチでスキーキャリアを脱着出来ます。このワンタッチ脱却は非常に便利そうです。組み立てマニュアルが付属していますが、これが整備士向けで少し不親切です。文書に忠実に組み立てると、脚とバーの部分の締結が出来ず、ガタガタの状態で取り付けることになります。取り外しボタンの上のボルトを締める必要があるのですが説明されていません。この整備士向けの組み立て説明書が不親切というのは、スバル特有のものかもしれません。カーナビの配線を追う場合にも感じました。
このキャリアベースの欠点は、車体に残った台座が少し格好悪いということでしょうか。右の画像は、その台座です。洒落たカバーが欲しいです。
キャリアは、ヤフオクでスノボ用のキャリアを落札し、これを取り付けました。幅が広いので、スキーならば 6 セット、スノボならば 2 枚搭載できるものです。私と私の家族はスノボはやらないのですが、スノボ君が同乗することがあり、社内にスノボを入れるととても窮屈になるので、その対策です。

カーナビのプロテクト解除
2007/12/31 に書いたとおり、走行中にナビゲーションが停止する場合があるので、走行中も操作できるようにプロテクトを解除することにしました。HDX-720 の動作を一通りチェックしてみると、走行時にパーキングブレーキを引くと操作可能になることから、パーキングブレーキだけで停車の判断をしているようです。ケンウッド HDX-720 についての資料はネット上にあまりありませんが、ほぼ HDX-710 と同型でこれの各車専用版と考えられますので、HDX-710 の資料が参考になります。(追記:既に廃品種でメーカーサイトからは情報がダウンロードできません。)

この 31 ページにパーキング検出コードというのがあります。各車対応にするのに配線の色は変えないだろうと考え、緑色の線をテスターでチェックしました。すると、パーキングブレーキを引くとこの線が接地されることがわかりました。そこで、配線を切ってアースに接続しました。配線を切らずに、アースに接続することも考えたのですが、万が一、この信号を他のところで使っているとトラブルの原因になるので、カーナビ側だけアースに落としました。場所は、ハンドル右側のヒューズパネルの裏あたりです。改造後、走行チェックしてみましたが問題なく使えるようです。また、走行中にテレビも見られるようになります。テレビは見ようとも思いませんし、また地上アナログですのであと数年しか使えません。
なお、HDX-720のTVチューナーは運転手座席下に別置きになっていますので、これを取り替えると地デジが使用可能かも知れません。

RIMG0695s.jpg (47280 バイト)2008年1月20日 4,580k
 室内灯を秋月電子通商で扱い始めた長さ 31mm の LED ランプに交換しました。マップランプは 6 灯の小型のタイプ、室内灯は 4x4=16 灯です。
私の場合、室内灯は、ドアを開けても点灯しないようにしています。天体観望の時は、ドアを開ける度に室内灯が点灯すると暗順応が妨げられるし、場合によっては周囲に迷惑がかかります。そういう点では極めて使用頻度が低いので交換のメリットは低いです。交換の動機は、ただ使ってみたかったということです。

 その後、カーゴランプ、ドア端など室内灯のほとんどをLEDに変えてしまいました。

2008年2月9〜11日
 南会津だいくらスキー場へ行ってきました。圧雪路ではさすがに安定しており、不安を感じませんでした。2007年12月31日に富士見パノラマスキー場へ行ったときに滑りを感じたのは、かなりひどいアイスバーンであった可能性がありますね。

アクセル
 エンジンのオイルをチェックしてから、スロットルバルブ付近を見ていたら、ワイヤーケーブルが無い。どうやら、アクチュエーターで電気的に動作させているみたいですね。今の今まで気がつかなかった。最近の車なんだなあと思ってしまいましたです。
 そろそろ荒いアクセルワークを試して良いだろうと、バスンとアクセルを蹴り飛ばすように底まで踏んでみました。エコノミーモードだと、踏んでしばらくしてから、キックダウン動作でギヤがロー側にシフトされ、エンジンの回転数が上がってきます。この「しばらくして」の時間は、1〜2秒ほどだと思いますが、ダイレクト感がなく違和感が大きいです。ノーマルモード → スポーツモードと切り替えるとこのタイムラグは極めて減少します。
 結局のところ、エコノミーモードというのは、アクセルワークが多少ラフでも、電気系でフィルターをかけてアクセルの動きをゆっくりとさせるようなモードなのでしょうかね。私は、燃費にはかなり気を遣うほうで、クリープで車が動き出してからアクセルじわ〜と踏み、定速走行ではアクセルは動かさない、緩やかな減速はだいぶ前からギヤをニュートラにしてしまうという運転をします。こういう運転では、エコノミーモードにしてもあまり燃費は変わりません。万が一、急加速して危険を逃れる必要が生じた場合、このエコノミーモードの反応は少し恐いです。

2008年9月28日 8940km
 7月に餓鬼が免許を取ったので、初心者マークを貼り付けました。車体の材質や構造の関係で、マグネット式が使えないので、後ろはリヤウインドウに吸盤式、前はボンネットにワッペン式を貼り付けました。ワッペン式は薄く、剥がすと痛むので、自分が運転する時も貼り付けたままにしています。 甘く見られて割り込みされたり、逆に道を譲られたりと、初心者マークを張っているだけで、いつもと勝手が違います。概ね、意地悪されることが多いです。初心者は遅いからとタカをくくっての直前の割り込みは勘弁して欲しいなあ。

 初心者が運転すれば、当然いろいろあるわけで、早速ドアミラーを摺られました。覚悟していたことですので、仕方がないです。それと前後して、自分でもボディを摺ってしまい、これはちょっと落ち込みました。

2008年11月1日
 昨夜、快晴に誘われて、埼玉県民の森へ天体観望に行ってきました。現地到着は 20 時半頃、既に 20〜30 人ぐらいの方がいらっしゃいましたでしょうか。シンチレーションは最悪で、思ったほど空が良くなかったです。南会津や石川町の空が、頭に摺り込まれてしまったためでしょうか、コントラスト悪いなあというのが第一印象でした。M33 は視力検査状態、M1 も輪郭がはっきりせず、おうし座の散開星団も迫力に欠け、M78 は豚鼻というより二重星に近かったです。それでも、久々の星見で気持ちよかったです。
 でっ、ドライブの話。都幾川のほうから、白石、大野峠を経て埼玉県民の森へ行こうとすると、2〜3 速固定で、エンジンの回転を上げて急な坂を登っていくことになります。何度も通ったおかげで、道が頭の中に入っているので、それなりに速度が出せるのですが、この車でこういう走り方をしたのは今回が初めてだと思います。2007 年 6 月にも同じ道を走っていますが、このときは納車直後で慎重運転でした。
 別にこういう運転をやってもどうということはなく、マニュアルに切り替えても、パドルシフトであまりストレス無くギヤチェンジできるので、5MT の時と比べれば、楽になりました。
 困ったことが起きたのは、次の日です。翌朝、カミさんらを駅まで送っていく際に、普通に運転していても、妙にエンジンの回転数が上がるのです。勝手に一速で引っ張ってしまう。結局、山道をガンガン攻めてしまうと、それをコンピュータが学習して、その履歴を引っ張ってしまうようなのです。こういう状況は、約半日、距離にして 50km ぐらい続きました。
 どうしたもんですかね。

2008年11月10日
 ようやく、走行距離1万kmを超えました。1年半以上かかりました。一昨年までは、通勤で年 3,000km 走っておりましたが、これが無くなり、スキー、天体観望の回数も減ったので、走行距離は減りましたね。

2009年1月9日 4AT
 暮れにスキーに行きました。天体観測の行き帰りに凍結した狭い山道をそれなりの速度で走るのに慣れたせいか、他の車の速度が遅く感じます。普段、雪道に慣れていなければ、おっかなびっくり走るのはやむを得ないでしょうね。
 ところで、この車のシフトは、今となってはだいぶ見劣りがする 4AT です。最近は、5AT は当たり前で 8AT なんていう乗用車もあります。変速段数は、街中を走っていると不足を感じないし、むしろ段数が多いことに煩わしささえ感じます。例えば、バイクの SL230 は、6MT ですが、実際に使っているのは、2 速発進で、4→6 と 2 段飛びで変速して定速度走行に入ってしまいます。半オフロードなバイクですので、1 速は異常に低いため、1速を街中では使う機会は皆無です。
 また、先代のレガシィは、5MT でしたが、街中では、1→3→5 というシフトでスムーズにショック無く加速できていました。そう考えると、4AT でも街中では全く不足はないのです。しかし、山道となると話は別。特に下り坂でのエンジンブレーキは、希望する速度が得られず、フットブレーキに頼ったり、低いギヤで低速に甘んじたりと、かなりのストレスを感じます。つづら折りでは、シフトのタイムラグも気になります。やはり、シフトノブで指令を出したら、MT と同様に瞬時に切り替わって欲しい。

2010年4月18日 燃費
 今回は、かなり早めに車検をお願いしてしまいました。別に不具合など無く、すんなりと通ったようです。まだ、スタッドレスタイヤのままです。既にスタッドレスが必要な路面などではありませんが、仕事が立て込んで、取り替える時間がない(精神的余裕がないといった方が正解かも知れませんが)、多少でも減らしておかないと、トレッドが充分ある状態でゴムが硬くなり、結果的に雪道で効かなくなるか、あるいは、もったいない気持ちいっぱいで交換することになるか、ということになるので、摩耗させるためです。といっても、距離を乗るほど時間がないので、結局、効果がないかも知れません。

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 ちょっと、いたずらしてみました。上の画像は、自宅に帰着したときの燃費計の数値です。非常に良い燃費を示しています。いたずらといっても、何かメカをいじって偽装したわけではなく、ちょっと運転の仕方を工夫しただけです。この燃費計の平均モード (AVG.) は、0km に戻してから、最低 1km 走らないと燃費が表示されません。ですから、少なくとも 1km 以上は、この燃費で走行したことが御理解いただけると思います。
 低燃費というとハイブリッド車がありますが、ハイブリッド車でも実際の燃費は、約 15km/L という報告もあります。燃費が悪いと言われている 4WD のレガシィでもこのぐらいのことは出来るわけで、わざわざ高い金を出して、燃費の悪いハイブリッド車を購入し、しかも、数年に一回、高価なバッテリーを交換して、低燃費で稼いだガソリン代の差額をその代金で帳消しにしなければならないなんてどうかしています。ハイブリット車は、エコしているふりをしたい金持ちのステータスシンボルでしかないように思えます。っと、貧乏人のひがみとして、述べておきます。
 ただ、技術者として言わせていただければ、やはりエコというならば、電気自動車が本命だろうと思います。電気自動車の実用化のためには、高性能なバッテリーが必要ですが、この開発が出来ていないのが現状と思います。電気自動車を燃料電池車にするには、バッテリーを燃料電池に換装すればよいので(実際にはそんな単純な話ではないですが)、技術的障壁は、この両者は小さいはずです。

2010年5月1日 燃費2

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 ここまでやると、嘘くさくなっていけませんね。しかしながら、本日の帰庫時の燃費計の数値です。もちろん、常時、この燃費で走れるわけではありません。この燃費計、瞬時燃費は、50km/L が表示される上限なのですが、平均燃費は、25.0km/L が表示される上限のようです。駐車場に入れる際に一旦停止して同乗者を降ろし、そしてバックするために燃費が悪くなっていくのですが、それまでは 25.0km/L をしばらく表示し続けていました。もう少し、高い数値まで表示してくれると良いのでしょうが、おそらくマイコンチップのリソースの限界なのでしょう。

 パソコンでプログラムをやっている方は、あまりピンと来ないかも知れませんが、こうした燃費計算に使われるマイコンチップは、メモリーの量が少なくて、数 kB といったこともよくあります。そうなると、浮動小数点演算を多用したりするとあっという間にメモリーを使い切ってしまいます。そこで、なるべくオーバーフローしないように、16bit や 8bit の int (整数)をいろいろ工夫しながら使って、あたかも実数を扱っているかごとく、プログラムすることも良く行われます。そうなると、計算エラーを起こす範囲が仕様のぎりぎりまで、迫っていることもよくあることです。数値計算というのは、プログラマが予期せぬ領域に及ぶことが多いので、あまりぎりぎりですと危険なのですが、まあそういう綱渡りな設計は無いわけではありません。燃費の場合、割り算ですので、こうした綱渡りな話が生じやすく、よくよく用心してプログラムする必要があります。
 そんなわけで、意外に表示領域が狭いなと、事情を知らないユーザーが文句付けても、限界ぎりぎりということも良くあります。

2011年1月 キーの電池

 寒い朝など、キーのリモコンで、ドアの開閉が出来ないことがあり、故障か?電池切れか?と思ったら、電池切れでした。キーの電池は、CR1620 という少し特殊なサイズのリチウム電池が使われていました。交換したところ、レスポンス良くリモコンが動作するようになりました。約4年間使えたことになります。

 IMG_2636s.jpg (47766 バイト)先日、札幌で現行モデルのインプレッサに乗る機会がありました。札幌で、郊外まで買い物に出かける必要があり、カローラクラスのレンタカーを借りたらインプレッサでした。操作系は、パドルシフトがないぐらいで、ほとんど同じだし、特性もあまり変わらず、私にとっては乗りやすかったです。今年の札幌は、例年になく雪が多く、あちこちに雪の壁が出来ており、幹線道路から、細かい未知へ入ろうとすると、除雪がされておらず、結果的に 20cm ぐらいの段差が出来ている場所もある状況でした。インプレッサは、レガシィに比べれば車重が軽いので、少し滑りやすさを感じます。また、関東近辺の雪道と比較すると、札幌は気温が低いため、雪が硬く滑りやすい印象を受けます。そんなわけで、危険を感じるほどではなかったですが、つるつると滑りながら走ってきました。
 また、インプレッサは、意外に広いです。椅子やら机やらかなり大量に積んだのですが、意外にすんなりと入ってしまいました。燃費は、14〜15km/h ぐらいだったと思います。街中を走った割には良かったです。

2012年5月 タイヤ交換

 IMG_2634s.jpg (42877 バイト)晩秋とこの時期に夏タイヤとスタッドレスの交換作業を行うのが年中行事の一つになっています。関東地方では、4月以降に雪道を走る可能性まずありませんので、4月に入ったら交換しても良いのですが、スタッドレスの損耗が意外に遅く、少しでも距離を走らないと、トレッドの深さでは10年以上も使えることになり、勿体ないことになってしまいます。一方、スタッドレスは濡れた路面では、制動距離が意外に長く、良く滑ります。乾いた路面では、あまり感じないのですが、舗装路の轍に水たまりが出来ているような状況では恐い思いをします。そんなわけで、梅雨前には夏タイヤに交換する必要があります。
 この交換作業のために、油圧フロアージャッキと電動式のコンプレッサーを使用しますが、今回より、これらを更新しました。油圧ジャッキは30年来使い続けて来たジャッキが上がらなくなったため、新しいのを購入しました。基本的に年に2回しか使わないので、通販サイトで3000円ほどの安物をゲット。しかし、これがあまり良くなかった。レガシイの場合、ジャッキアップのポイントは、フロントはクロスメンバーの中央、リヤはデフなのですが、いずれも奥の方にあり、ジャッキの本体が短いと、車体が邪魔してハンドルの上下が出来ません。このフロアージャッキの場合、さらに遊びが大きく、ハンドルに上向きの角度が付いているため、ハンドルが動かせない状態でした。つまり改造しなければ使えないって事です。それで、ハンドルのダボを切断し、上下逆に差し込めるようにしてわずかなストロークを可能にして、ジャッキアップしました。さらになんですが、安物なりに作りが粗く、ギシギシと嫌な音を立てます。気持ち悪いので要所にグリスアップしておきました。まともなものが必要なら、それなりの金額が必要ということなのでしょう。これは、工具全てにいえることだと思います。プロとしてなら、それなりに金額をつぎ込む覚悟をしますが、趣味の場合は悩ましい。

 コンプレッサーは、秋月電子で購入したコンプレッサーに、左図のようなアダプターを作り、タイヤに空気を入れるようにしました。但し、いくつか問題が出ています。一つは、0.3MPa で停止するはずが条件が重なると、これが動作しない事があること、水の発生があることなどです。
 これらを改善するためには、水抜き、エアフィルター、レギュレータが必要なわけですが、そうするとわざわざ安価に個プレッサーを入手した意味が無くなるぐらいの出費になるわけで、当てが外れたといったところです。
 ちなみに、このコンプレサーの出口は、G1/8という規格と思われますが、Oリングで止まるように内径がちょっと広くなっているようです。サイトによっては、1/8(S)などと書いているのもあるようで、エアブラシ関連の特殊規格なのかもしれません。
 また、秋月電子のこのコンプレッサーそのものは、パチンコの盤面をクリーニングするキットの物であるようです。上記のように圧力一定ではない、水が出るなどの欠点がありますが、エアブラシ一式がこの値段で手に入るのはちょっとうれしいです。
 その後、レギュレータ、水抜きをゴミ捨て場から拾ってくることができたので取り付けました。

2012年9月
 前輪タイヤがパンクしたらしい。タイヤの空気が抜けたり抜けなかったりで、どうもパンクしたようです。ただし、3気圧ぐらい入れて水に浸けても泡が出てこないので、「ある特定の状態になると空気が抜ける」というパンクのようです。修理できないという意味では始末が悪い。いずれにしても危険ですので、とりあえずスタッドレスに交換しました。スタッドレスも既に5年目に入り、そろそろ交換したいところですので、普段使いして山を減らすには好都合です。今、夏用タイヤを購入しても、1ヶ月ほど使ったら、半年寝かすことになるので、夏タイヤの新規購入は来春としました。
 ところで、秋月電子通商に安価なタイヤゲージがあったので購入しました。デジタルタイヤ空気圧ゲージ TG-101で\520と格安。大した精度がないのかと思ったら、他のゲージで比較すると、2桁は信用できそうです。逆に30年近く使っていたタイヤゲージが、実際によりも20%近く高い値を示すことがわかり、結果的に入れ替えとなりました。
 燃費ですが、郊外あるいは高速主体の80km超ですと満タン法ではなく表示器の読みですが、15km/Lは、ほぼクリヤできます。4WDのくせになかなか燃費がよいです。

2013年6月
 3ヶ月ほど前から、初心者マークを貼ったまま運転しています。初心者マークを貼ったのは、家族が運転免許を取り、初心者マークを貼る義務が生じたから。貼りっぱなしにしたまま運転するのは、いったん剥がすとマークを破損する確率が高く、新しいのを買わねばならないからです。マグネット式の初心者マークならば、何度でも貼ったり剥がしたり出来ました。しかし、この車のボンネットとリヤハッチは非磁性、すなわち磁石が付きません。それで、仕方が無く、シール式の初心者マークを購入しましたが、この製品が、非常に薄いため頻繁な脱着に向いていないのです。それで、貼りっぱなしにしています。数年前にもう一人の家族が免許を取ったときもそうしたので、これで2度目です。
 初心者ではない者が、初心者マークを貼って運転しても違反となりません。ペーパードライバーが運転の練習のために乗るとしたら、周囲に運転に不慣れであることを示すために初心者マークを貼っても良いのです。よく、ネット上のQ&Aコーナーで、初心者でない者が初心者マークを貼ったら、好ましくないだとか、違反だとかいった意見を書いて、人を惑わせる輩がいます。根拠もなく、平気で嘘が書くのはネットの匿名性を悪用しているとしか言いようがありません。実に困ったことです。そもそも、法律の条文に違反だと書かれていないから違反ではないのです。警察でも確認しました。違反でないと警察が判断しているとの趣旨が Wikipedia などにも書かれています。
 ただ、問題があります。初心者マークをして運転すると、非常に運転しにくいのです。率直に表現すれば、危ないです。まず、充分な車間を取らずに割り込みされる、後ろから煽るように車間を詰められる。渡ろうとしている歩行者のいる横断歩道で停止すると、クラクションを鳴らされる。あるいはパスされて歩行者がひかれそうになる。つまり、横断歩道の前で停まることは、自分にとっても歩行者にとっても、危険な行為になってしまうのです。こういう事をするのは、一部の心ない方ではあるのですが、初心者マークを付けてみると、そういう心ない方が多いことに驚かされます。

2013年7月 39,318km オイル交換
 久々に自分でオイル交換しました。5年間は定期点検パックを付けていたので、自分では全く何もしなかった。ですので、自動車のオイル交換を自分でやるのは、7年ぶりぐらいと思います。バイクのオイル交換は自分でやっていますので、「慣れた作業」ではあるのですが、車体が重いのと、車体の下に潜る夜必要があるので、少々手間なのと、危険性もありますね。
 入れたのは、10W-50の100%合成油です。バイクでは、10数年以上、使い続けているブランドです。推奨が、5W-30、0W-30という粘度の低いオイルですので、どうかなと思いましたが、エンジンのがさがさした感じがなくなり、割と良さそうな印象です。加速時も静かになり、フィーリングは良さそう。燃費の悪化は懸念されますが、回転が重くなるような感じもなく、燃費計の数値を見る限りは、大して変化が無いです。
 6年間で4万kmも走らないなんて、車を所有するようになってから、初めてのことだろうと思います。

2014年3月23日
 夏用タイヤは、1年前からパンクしていて、昨シーズン使わなかったのですがようやく交換しました。少し釈然としないですが消費税増税前の駆け込み購入です。高価なだけに数千円の差が出ます。
 パンク直後に交換しなかったのは、少しスタッドレスタイヤをすり減らしたかったからということもあります。前車ではスタッドレスタイヤを雪の可能性があるときだけと大事に使っていたのですが、そうすると10年経ってもトレッドが減りません。10年も経つとゴムが固くなってくるので、氷上性能は想像したくもない状態になります。そんな経験もあり、この車では、11〜5月まで履きっぱなしにしているのですが、最近走行距離が少ないこともあり、6年経過しても、スタッドレスとしての使用限界を示すプラットホーム露出まで、まだ余裕がある状態。それで、夏に使ってすり減らそうとしたわけです。但し、これには問題があり、一番問題なのは、スタッドレスは一般に雨の時のブレーキ性能が極端に低下することです。体感では2倍以上ですね。濡れた路面では少しきつめのブレーキで容易にALBが作動し、制動距離が伸びていきます。結果的に、運転には気を遣うことになりました。
 購入したタイヤは、タイヤは、レグノGR-XT。エコピアと迷いましたが、そこそこのエコ性能があるとわかっていたのと店員の薦めでこれにしました。それで、履き替えてのファーストインプレッション。静か、ガタガタ感無し。アクセルにすっと付いてくる感じで、転がり抵抗は明らかに小さいです。燃費良さそうな予感がします。
比較しているのが、それまで履いていたブリザック(スタッドレスタイヤ)ですので、当然かも知れません。
25日、車検に出して、エンジンオイルの他にデフ、ATオイルを交換。他にサスのゴムブッシュが割れており、交換。

2014年5月15日IMG_0045s.jpg (31429 バイト)
 120kmほど走行しての平均燃費は右の画像のとおりで、16.5km/L。約1/3が一般道で、このうち半分が市街地。残りは高速で渋滞無しでほぼ定速走行できました。長距離走行では、今までの最高記録です。それほど過度なエコ運転したわけではなく、常に他車が周囲にいるような状況でしたので流れに乗っての運転です。この燃費は、タイヤを交換したことが大きい要因のようです。但し、転がり抵抗が低いということは、タイヤの接地面積が小さいことを意味し、滑り出しの挙動が不安定になることは充分に想像できます。少し横にGがかかるような運転をしてみましたが、わりと早めからずるずると滑り出します。ただこの挙動が直線的でないので、修正に慣れが必要です。まだ、このタイヤに感覚が慣れていないということだろうと思います。

2014年8月
 趣味が、スキーや天体観望ですので、雪の峠道などを深夜に走ることを何度も経験しています。つづら折りでは、ヘッドライトの照らす角度が狭くカーブの先を見通せません。この車は、Highのヘッドライトがスポットライト状で、横を照らすライトが欲しくなるほどです。また、奥武蔵のような都心からわずかな時間で行ける山間部でも立派な角を生やした鹿が生息しています。夜、彼らは行動しますので、秋などには、ブラインドカーブの先で鹿や狸など野生動物が道路横断中といったこともよくあります。峠道は非常に緊張するドライブです。しかし、目的地で楽しむというこれらの趣味にとっては、移動時間はロスタイム以外の何物でもありません。さらに積んでいるのは、乗り物酔いする気のおけない家族や友人や精密な天文機材であったりしますので、なるべく揺れの変化が少ない安全運転が求められます。結果的に、Gの変化が少なく、それなりに速くかつ燃費良く移動する癖というか、運転テクニックが身についてしまっているようです。
 運転にとって慢心は極めて危険であり、運転自慢をしようとは思いませんが、先日、こんな事がありました。

IMG_5596s.jpg (36081 バイト) 圏央道が厚木まで開通しました。箱根まで2時間と、従来とは1時間以上も短い時間で行けます。しかも一般道のように信号や渋滞でのゴーストップも無く、疲れずに走れます。伊豆箱根方面は渋滞だらけという印象があり、しばらく足が遠のいていましたが、これならもう少し気軽に遊びに行けそうです。それで、伊豆方面に日帰りで遊びに行ってきました。渋滞を警戒し、早朝に自宅を出発し、ナビの示すまま箱根ターンパイクに乗ったのですが、料金所でやっぱりの光景、、、3台前は黒いフェラーリで、後ろにはラリーでよく見る 200 馬力超の4WDの国産車がやる気十分でエンジンを吹かしている、、、。小田原側からターンパイクの料金所を抜けると、しばらく急な直線の上り坂が続き、その後も走りやすい峠道が続きます。エンジンの差や車の旋回性能を体感しやすく、そのため新車の紹介番組で使われたりもする道路です。そんなわけで、早朝に走り屋の車に囲まれてしまうのは、必然と言うべきでしょう。

 当然のことながら、フェラーリはあっという間に視界の外。その後しばらく、前の車がペースカーのようにのろのろ走ってくれていたのですが、それらが途中の駐車場へ入ってしまい、結果的に私の車と後続の 4WD 君の 2 台だけになってしまいました。こちらは初心者マークを付けて、制限速度+αとそれなりに充分な速度で走行しているというのに、4WD 君はあからさまに煽ってきます。それで見通しの良さそうなところで、車を路肩に寄せて道を譲りました。その4WD君は、これ見よがしにフルアクセルであっという間に視界から消えていきました。
 その後、5分ほどで登りが終わり、下りにさしかかってしばらくしたら、前に先ほど道を譲った 4WD 君がいるのです。こちらは、アクセルを踏むことなく自重落下で加速、コーナー手前でギヤダウンとさらにフットブレーキを補助的に使い速度を充分に落とし、一定速度でコーナーを回っていくという、燃費重視でGの変化が少ない走行をしていたのですが、前車の 4WD 君との車間は縮まって行くばかりで、ついにコーナーの出口で 20m をきるような車間になってしまいました。登りはエンジンパワーで差が付きますが、下りは運転テクニックの比重が大きくなりますので、非力な車でもこういう事がたびたびおきます。
 道を譲らせた、しかも初心者マークを貼った車に追いつかれて、4WD 君は焦ったのでしょう。どんどん運転が荒くなり、ブラインドカーブの手前でセンターラインをはみ出すような危険な運転をし始めました。こちらは、センターラインのはみ出しもなく走っているにも関わらずです。彼が私にしたように煽って道を譲らせるべきという考え方もあるでしょう。しかし、技量の差が著しく、追い回せば事故になることは明白です。それで、4WD 君がセンターラインを割り始めた時点で、道を譲っていただくことをあきらめ、スローダウンしました。
 小田原西ICから天城高原ICまでの峠道を一気に走るとさすがに疲れます。それで、帰りは、伊東、熱海経由で海沿いを渋滞に巻き込まれながらゆっくり走って帰りました。燃費は、全行程で 13km/L でした。

2014年12月6日
 スタッドレスタイヤに交換。ショックが一本、オイル漏れしていました。ショック全体とホイール内側にも飛び散っていることから、おそらく全量に近い量が抜けたのではと考えられます。ショックの減衰量が減った感触はなかったのですが、、、、放っておくことも出来ないので、修理をお願いしました。

2015年3月20日 プラスチック部品脱落
 朝、カミさんを送っていったら、シフトレバーの動きがおかしい。入らないところがあるのです。ドライブ←→ニュートラは、支障ないのですが、他は入ったり入らなかったり。ガチャガチャやっていたら、プラスチックが摺れるようなキーキーいう音も聞こえてきて、そのうち、カラカラと部品の転がるような音も混じってきました。明日、会津方面へ出かけるので、あわててディーラーへ持っていき、応急でもいいからと修理をお願いしました。昼過ぎに電話があり、処置が完了したとのこと。
 シフトレバーの表パネルの下にプラスチック製のガイドがあってそれが脱落したとのこと。見てみると、溶着の痕跡があり、厚みも3mmほど。念のために付けたという構造の部品です。重要なら、厚みを増すとか材質を変えるとか、もっと頑丈に作るでしょう。交換するとなるとかなり広範囲にアッシー交換だそうです。ディーラーとしてもたぶんこのままで問題ないだろうという意見。自己責任に近いですが、このまましばらく使い続けてみることにしました。
 前車のレガシィも次第にプラスチック部品が変形や破壊し、脱落していきました。気持ち的には、そろそろ始まったなあという感じです。8年目ですから、前車ともあまり変わりないです。

2015年4月18日 51,150km オイル交換
 車検の時にオイル交換をお願いするので、自分でオイル交換するのは、隔年ということになります。そんなわけで、2年前に引き続きこの車で自分でオイル交換するのはこれで2回目。5L いれたら、少し入れすぎたみたい。まあ、大したオーバーでも無さそうだし、いいか。

2016年3月25日 レーダー探知機、車検
 4月から車通勤になるし、普段あまり通り慣れていない道なので、新しいレーダー探知機を購入しました。以前のは、20年以上前に購入したレーダー波を探知してピーピー鳴るだけのものでした。温度によって、ノイズレベルが変わるので、感度調整が頻繁に必要で煩わしかったです。今回購入したのは、セルスターAR-252GAという製品。レーダー探知以外にGPSで位置を探知し、良く取り締まりが行われる場所を知らせてくれ、また、Wi-Fi対応で取り締まりデータの自動更新等が行われるという製品です。まだ、何が何だかよくわかりません。良くも悪くも時代の流れを感じます。
 車検に出しました。カムカバーからのオイル漏れによるプラグコード損傷、フロントブレーキパッド摩耗、バッテリー交換など、かなり高額の出費になりそう。4月から、距離が出るので、整備点検としてもちょうど良かったかも知れません。

2016年5月19日 60,000km
 9 年目にして、ようやく 6万km を超えました。4月から通勤に使っていますので、走行距離が飛躍的に伸びています。毎朝、乗るようになって気が付いたのですが、朝の気温が低い時間帯の燃費が非常に悪いです。始動直後がもっとも最悪で、その後エンジンの温度上昇に伴い改善されていきますが、10分ぐらい、3kmぐらいは、燃費の悪さを感じます。気温によって差が出るので、数値はかなりばらつきますが、4月は、最初の5kmは、5km/L にも到達しないです。夕方、帰るときも、始動直後の燃費は悪いですが、朝ほどではないので、やはり外気温というか、エンジンの温度の影響が大きそうです。
 この5月の通勤時の平均燃費は、これらも全て合わせて 13-14km/L ぐらいです。朝の燃費が改善してくれると、1km/L ぐらいは燃費が改善できる計算になります。いくつかの条件がありますが、電熱ヒーターを使いエンジンを10℃ぐらい温度を上げても、電気料金よりガソリンの節約のほうが大きい計算になります。冬であれば、なおさらでしょう。
 アラスカや北欧などの寒い地域では、寒さによる始動不能対策のため冷却水経路にエンジンブロックヒーターという電熱ヒータを装着している場合があります。これは、燃費改善にも効果があるかもしれません。

2016年8月27日 66,000km
 先週末、後輪がへこんでいる。パンクかなと思ったのですが空気を入れてみるとしばらく圧力を保っているのですが、2時間で 0.02Pa 減っている。安全のために夏タイヤに交換しました。外してみると、右の画像のように、木ねじらしきものが刺さっていました。プラットホームが出た雪道走行できないスタッドレスをもったいないので夏場にすり減らしていただけなので、修理せずにこのままタイヤを入れ替えます。スリップサインも始め、スタッドレスタイヤが店頭に並ぶころまで走行できないなあと思っていたので、ちょうどよい機会でした。この車がということなのか、足回りのアライメントが狂ったのか不明ですが、後輪タイヤはこのように内側がすり減り、前輪はほぼ垂直らしく、中央がすり減っていくようです。前輪で中央がすり減っていくのは、空気圧を少し高めに設定しているのが原因だろうと思います。空気圧を高めに設定しているのは、燃費もありますが、ブレーキを掛けた時の制動距離が短くなるように経験的に決めています。

2016年9月8-9日 伊勢詣り、伊勢うどん、名古屋城、ひつまぶし
 伊勢神宮まで往復してきました。このあたりは、仕事でも行ったことはない地域でしたので、興味がありました。約1060km。往復とも新東名を使ったのですが周囲に大きな市街地がないせいか、 東名よりスムーズに走れる気がします。でも、ちょっと一人でこの距離を運転するのは正直しんどいです。娘にかなり手伝ってもらいました。満タン法で平均燃費約 16km/L でした。

2016年9月23日 ロックアップ 69,000km
 最近、シフト時のショックが大きくなった気がします。ATはかなり繊細な装置ですし、いかれちゃうと修理費用も高額なので、早めのATF交換をお願いしようかと考えています。
 そんなこともあり、最近気が付いたのですが、トップの4速でロックアップするとだいたい60km/hで1400rpmになります。ロックアップは、ECOモードのときのほうがロックアップしやすく、他のモードではロックアップしてもわずかなアクセル操作で外れます。ECOモードでロックアップする範囲が広くなるといっても、トヨタの小型車などと比較すると非常に狭い。トヨタの小型車は、おそらく燃費を稼ぐために、こうしたセッティングにしているのでしょうけど、このように守備範囲を広くしてしまうとロックアップが外れる際のショックが大きく、エンジンの回転数の急上昇など、ドライブフィーリングが悪くなります。レガシィは燃費よりも、こうしたドライブフィーリングを重視した設定になっているのでしょう。長距離ドライブは疲れなくて良いと思います。 

2016年10月 定期点検、パワステポンプ交換 71,000km
 定期点検で、エンジンオイル、ATF等を交換。パワステポンプからオイルの漏れが見つかり、翌週にアッシー交換と10万円ほどかかりました。パワステポンプ交換後、運転したら、ステアリングがなんかおかしい。ごろごろとボールベアリングでも嚙んでいるような振動が伝わってきます。エア抜きが不十分だったようです。エアを完全に抜いてもらいました。

2016年10月29日 スタッドレス購入、タイヤ交換、アライメント調整
 シーズンに入ると、品薄になる可能性もあるので、スタッドレスを購入しタイヤ交換も一緒にやってもらいました。上記の偏摩耗があったので、アライメント調整もやってもらいました。数値を見る限りは偏摩耗が起きるような狂いではなかったようですが、基準値よりだいぶ狂っていたようです。帰りは、幾分か直進性が良くなった気がします。タイヤも変わっているし、ほとんど気分の問題ですかね。
 それで、交換後、翌日、翌々日で200km超を走ってしまったのですが、なかなか良いですね。コーナーリングからの揺れ戻しがレグノよりも少ない印象を受けます。また、静粛性も、レグノより良い気がします。スタッドレスというのは、雨の日に非常に弱いのですが、どれぐらいなのか、ちょっと雨が楽しみになってきました。雨の日に強ければ、オールシーズンとして傑出した存在になるかもという予感がします。まあ、タイヤとしては突出して高価でもありますが、、、

2016年11月12-13日 箱根
 泊りで紅葉の箱根を見てきました。そこで感じたのは、やはりスタッドレスはぐにゃぐにゃだってこと。箱根のつづら折りを降りる際は、カーブの後半でずるずると外に滑り出していくのがよくわかります。危険といえるほどではないのですが、オーバースピードで突っ込んだ際の反動はなかなか厳しいものがあります。通常の使用では破たんを見せなかっただけに、意外な印象でした。

2016年12月20日 75600km
 当然と言えば当然なのでしょうが、エンジンが温まっていないときは、エンジンブレーキ時に燃料カットが動作せず、結果的に回転数の上昇に従い燃料消費が増えます。エンジンブレーキがかかるような状態、すなわち、走行時にアクセルを緩めるとかえって燃料消費が増加します。つまり、冷間時に燃費重視の運転をするならば、アクセルを緩めるときは、ギヤを N に戻したほうが良いということになります。 早く気が付けばよかった。

2017年1月28日 77777km
 7が5つ並んだということで、とりあえず記録。 最近、寒いせいか燃費が悪いです。

2017年2月28日 80000km

2017年4月
 点検パックに入っているので、12か月点検とオイル交換を実施。通勤に使うようになってからちょうど一年経ちました。結果的に1年間の走行距離は、2万5千km でした。これで、年2回の定期点検時のオイル交換ですと、メーカー推奨の1万kmを超えますのでどうするか悩むところです。通勤路の多くが、郊外の道を定速走行ですので、オイルの負担も軽いと考えていますが、様子を見ながら検討ですかね。

2017年7月8日  88800km
 一週間前から前輪からゴーと音がしていました。タイヤのロードノイズのような音ですが、パターン的にそんなはずはない。こういうトラブルは、いくつか経験があり、車軸を支えるベアリングが痛んできたのだろうと推定されました。まあ、それだけならあと5千kmぐらい走っても音が大きくなっていくだけで、走行不能になることはないだろうと思っていたのですが、本日、ボンネットを開けてみると車軸のジョイントから油漏れが発生しています。経験的には、これでも1千kmぐらいは走れるのですが、どっちにしてもそんなことをしたら、ごっそりアッシー交換になるので、出費がかさむ、下手をすれば路上で走行不能です。
 それで、すぐにディーラーに持っていきました。結果は、車軸アッシーとハブベアリングの交換で、合計9万円。思った通りの対応と価格、、、爆弾抱えて走るのも精神的に疲れますので、部品取り寄せをお願いしてきました。
 要は、車が摩耗故障の時期になったということです。ここから先は修理費がかさんでいくだけになります。新車に交換する最も最適な分岐点は、修理費が年20万円を超えた時です。おそらく、あと2〜3年でしょう。
 こうなる前にショックを交換しておきたかった。

2017年7月28日 90000km
 部品は、2週間ほどで到着、修理完了しました。 考えてみれば、ここ1年は、走行距離が伸びましたし、田舎道の見通しのいい道なので、燃費重視で減速せずに曲がることも多く、これが負荷になったかもしれません。機械というのは無理しない範囲で使うことが寿命の秘訣です。

2017年10月
 半年ぐらい前から、右側のパドルシフト、すなわちシフトアップする側のスイッチの接触不良のような症状が出てきていました。効いたり効かなかったり、挙動が毎日変化します。9月に入ると、全く反応しなくなり、6か月点検でチェックしてもらいました。スイッチの不良との診断結果。アッシー交換しかないみたいで、両パドルシフトとも交換になりました。前回に引き続き、摩耗故障ということです。

2017年12月5日 11時20分 約 98,000km
 後ろから追突されました。おそらくノーブレーキ。脇見だそうです。警察に連絡し、実況見分。人身事故扱いにしてもらいました。
 レガシィは、リアゲートのガラスは割れて、ゲートは大きく上にずれていました。ルーフのダメージはわかりませんが、あれば修理不可です。10年目だし、残存価格は限りなくゼロに等しく、再取得価格分を取り返すのが精いっぱいと予想できます。車両保険に入っているので、多少、そちらから出るかもしれません。
 同クラスの中古車を検索してみると、約40万円。下取りで価格無しということです。交換部品だけを拾っても、リアゲート一式、リアバンパー、ブレーキランプAssy、、、この時点で、修理費用は再取得価格を上回ることは自明です。
 当然の結論ですが、廃車することにしました。
 さらに、相手の車両が任意保険に未加入であったことが判明。

 全くもって間尺に合いません。

 荷室もが変形し、フレームにもダメージがありますので、修理したとしてもまっすぐ走るかどうか怪しいです。 その後、ルーフに大きな損傷は無く修理可能との結論になりましたが、修理費用約80万円とのこと。10年目で残存価格ゼロ、あと2年で廃車を考えていた車にかける修理費用では無かろうと手放すことを決定。整備工やっている甥が欲しいというので無償譲渡しました。

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