スキー初めてのあなた! あなたの行くスキー場はここしかないです。といったら、多少おおげさかもしれませんが、スキーが上達しないと悩んでいるあなたは、もしかすると斜面が技術に合っていないだけかもしれませんよ。そういう方には、お薦めのスキー場です。斜度の少ないなだらかな斜面、上級と案内のある斜面でも他のスキー場の中級〜初級程度です。コースにバリエーションが多いのも魅力の一つです。高原ののどかな雰囲気をたっぷり味わいながら、昼寝でもしながらのんびりスキーを楽しめます。川越からですと、佐久スキーガーデン パラダの次ぐらいに(時間的に)近いスキー場です。ここの欠点は、標高が高いので寒いこと。初心者は、吹雪や風の強そうな日は避けた方が良いと思います。ちびっこゲレンデあり。
宿泊は、スキー場横に十数軒ほどのペンション村があります。この中の幾つかは、ホームページを持っており、宿泊予約、雪や道路の様子などの情報を得ることが出来ます。
スノーボードは、1999年シーズンから全面滑走可です。ここのボーダーは初心者が多いので、スキーヤーにとっては、迷惑な存在かもしれません。スノーボードスクールもやっています。
[追加] 1999年4月29日。午前中は、日差しも強く、春スキーらしさが楽しめましたが、午後は吹雪もあるあいにくの天気でした。それでも、寒さはなく、雪解け水でできたゲレンデ脇の沢では、水芭蕉も見られるし、リフト下には、ふきのとうも咲いているなど、のどかな春キーが楽しめました。左の画像は、当日の玉原です。
但し、この季節のスキー場はどこもそうなのですが、リフト下にタバコの吸い殻が、山積みになっていたり、心ない人たちが、シーズン中に、雪の中に埋めたゴミが顔を出すなど、あまり見たくないものも見ることになります。ゴミ、吸い殻は捨てずに持ち帰りましょう。
[追加] 2004年12月24日 新雪は最高ですね。膝の付近までスキーが埋まり、顔の付近まで雪を舞い上げ漕いでいくと、しばし自己陶酔してしまいます。いろいろワケありで体重を減らし、夏場に運動したので、動きがとても軽い。
餓鬼どもが、ゲレンデ暴走族とでも呼べるような、かっ飛ばし大好きになってしまい、初心者向きの玉原からは、足が遠のいていました。今回、メンバーにスキー初めての方がいたので、久々に訪れました。いくつか情報を。
レストハウスは、基本的に全面禁煙となり、箱のような喫煙室が設置され、ほぼ完全な分煙がなされています。
今回、同行者が転倒し膝をひねり、コースの途中で滑走不能となりました。そこで、パトロールに連絡し、救護をお願いしました。対応は、極めて迅速で判断も的確で親切でした。救護室へ運ばれ、怪我の様子から、おそらく一刻を争って病院へ搬送する必要はないだろう、地元の病院を紹介しても良いが、住まいの近くの病院でも構わないだろうとの判断で、湿布をしていただき、車に載せて帰りました。コースのロープ張りなど、玉原の安全管理は、いつもしっかりしているなと感心させられていましたが、今回もその思いを強くしました。別の同行者によれば、怪我の経験から、戸狩でも同様にパトロールに親切な対応を受けたとのことでした。下の方で指摘したスキー場とは、えらい違いです。
スノーボーダーの無法ぶりは、相変わらずです。再三の放送による注意にも関わらず、最下部のリフト乗り場手前の斜面では、斜面全体に座り込んでいます。初心者を通過させるコースが取れず、危険きわまりない状況です。
スノーボードについて、情報をもう一つ。玉原高原のスノーボードスクールは、バートンの
LTR
プログラムを採用しているらしく、逆エッジによる転倒を回避するように工夫されたボードなどを使って、講習しているようです。
未確認な情報ですが、玉原高原でも、過去、逆エッジによる転倒
→ 後頭部強打 → 脳出血 → 山間部のため救急搬送に数時間 →
手遅れで亡くなる という事故が(何件か)あったそうです。しかし、最近は、用具や講習方法の改良により、死亡事故が無くなったとか。スノーボードを始める場合は、まず、こうした講習を受けて、安全なテクニックを習得すべきです。もちろん、マナーの習得も忘れずに。