音のページ

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 中学生の頃から、ステレオアンプなどを自作してきました。そんな自作とか、購入した製品の感想などをとりとめもなく書くページです。それほど耳はよい方ではないので、音のことを書くのはちょいと恥ずかしいところがあります。適当に割り引いてお読みいただければ幸いです。とりあえず独断と偏見でいろいろ書き連ねておきます。

最近の自作

RIMG0346_bbshout.jpg (103279 バイト)Web ラジオキット BB Shout

 秋月電子通商のキットです。最近の秋月キットは、組み立てればそのまま実用になってしまうものが多くなっていますが、これもその一つです。別売りのケースは見かけ以上に良く出来ており、完成度が高いです。
 音質もよく、放送局の登録はパソコンで行えます。電源を入れるときに大きなポップノイズが出るのが欠点ですかね。DHCP サーバーが稼動しているネットワークなら、組み立てて接続するだけで動作します。
 部品点数は意外と少ないので、2〜3時間で組み立てることが出来ます。コツとしては、少し出来の悪いスルーホールなので、半田ごては先端が細めのチップを使い、ランドの加熱を充分にしてから半田を流し込むといった点でしょうか。
 キットの説明書には、196kbps まで対応と書かれていますが、拙宅の環境では 96kbps 以上では音の途切れが発生しました。同じネットワーク環境で、パソコンではそれ以上のビットレートでも音の途切れが発生しないことから、このキットあるいはネットワークとの相性問題と思われます。

 EE-PROMには、あらかじめいくつかの局が登録されていますが、大半はエラー99が出て聴くことが出来ませんでした。局の改廃が頻繁に行われているのでしょうか。

 回路としては、CPU は H8、MP3デコーダーは、VLSIソリューションズの VS-1011E を使用しています。OS(μITRON)を組み込んでいるようです。ネットワーク、リアルタイム制御となれば、OSを組み込んだ方が開発が楽になるのは容易に想像できます。

Web ラジオについて
 インターネット上のラジオ局です。SHOUTcast というストリーミング技術を使っています。多くがmp3で配信され、RealPlayer や WinAmp などがインストールされているパソコンであれば、聴くことが可能です。これらのソフトがインストールされているようでしたら、下記にアクセスして、適当な放送局を選べば聴くことが出来ます。

http://yp.shoutcast.com/

ナレーションもいれずに音楽を流し続ける局が多く、BGM としても良いです。音質も、ビットレートから考えると CD や MP3 プレイヤーと同等が期待できます。音楽を聴くだけのためにパソコンを立ち上げるのは手間、ファンの音がうるさいと思われる方には、このキットのような専用機はお勧めです。

はるか昔の自作

自作 DC ステレオメインアンプ(画像準備中)
 全段直結、±いずれの方向でも回路対称という回路構成のアンプです。設計製作は学生の頃です。シャーシは鉄板に銅をイオンプレーティングし、外側は黒の艶消し塗装です。巨大なトランスを使っていますので非常に重いです。左右独立電源です。電源平滑コンデンサは、高周波領域のインピーダンスをなるべく下げるように小さい容量のものを多数並列にしました。f特は、数百kHzまで伸びています。数秒の長い時定数のサーボ回路を入れて、DCオフセットをキャンセルしています。電源入力時のポップノイズ除去と、直流が出力されたときのために保護回路とを入れています。
 音の傾向としては、自然な感じで派手さがありません。ノイズが少なく背景が静かです。キラキラした派手やかな音がするというのは、多くの場合、高調波歪みがあるためで、製作意図としてはこれは避けたかったです。派手やかな音というのは、少し聞いただけでは良い音に聞こえますが自然ではないのです。こうした音質はコンサートなどで生の楽器を聴くときとのギャップが広がるだけで、生き生きとした本来の音の輝くが失われています。高調波でキラキラつやつやの音は、画像にたとえるならシャープフィルターをかけ過ぎてガタガタになってしまった画像みたいなものです。

自作プリアンプ(画像準備中)
 20年以上前の製作。正直なところ、途中で挫折した作品です。とりあえず音が通るようにしました。まさに策におぼれたというか、帰還回路の罠にはまったというか、回路を発振させて、基板を何度も作り直しました。発振器を作りたければゲインを稼げ、増幅器を作りたければゲインを抑えろ、この意味がまだよくわかっていなかった頃でした。レコード用に RIAA 特性の PHONO アンプを組み込んであります。

購入品など

ノイズキャンセリングヘッドホン ソニー MDR-NC22 2007/02購入
 勤務先の建物内で近々工事が行われるので騒音避けに購入してみました。クワイエットコンフォート2を持って行っても良いのですが、目立たなく、かつ、他社製はどんなものかと興味も半分ありました。イヤホン式です。電源スイッチで、ノイズキャンセル機能のみが ON/OFF 出来ます。電源OFFの場合は、通常のステレオイヤホンとして使用できます。ノイズキャンセルの能力はなかなか優秀です。電源を入れるとサーっというホワイトノイズが、BOSE よりかなり大きめです。この音はかなり耳障りで、周囲が静かな場所では、電源OFFで使うべきでしょう。この点で、BOSE とは全く異なるコンセプトの製品であるとわかります。
 イヤーパッドは、大中小の3種類が付属してきます。耳がきっちり塞げているか否かで音の感じがまるで違います。きっちり塞げているとかなり出しゃばった低音が出てきます。きっちり塞げているときの音は、かなり良い感じです。耳に対して小さなイヤーパッドを付けると、低音が抜けてシャリシャリ音になります。音漏れすると、その音をマイクが拾って打ち消してしまうのでしょうか。この落差が大きすぎて、何だかなあというのが正直なところ。また、電源ON(ノイズキャンセルON)で若干低音が持ち上がります。

マルチメディアスピーカー Companion2 series II 2007/01 購入
 BOSE のマルチメディア用スピーカー
 MediaMate とほぼ同じ大きさのスピーカーです。卓上で至近距離という用途も同じです。MadiaMate のバスレフ穴は全面に開いているのに対し、これは背面に開いていることもあり、低音の過度なブースト感がかなり和らいでいます。クラシック系にはこちらの方が合います。しかし、それでも、ワーグナーの楽劇とかモーツアルトのレクイエムなどで金管楽器がぶぁ〜っとやるところでは、楽器がぐぐっと前へ出てきます。でも、まあ、許容範囲内。入力は 2 系統ですが、MediaMate にはあったミキシングボリュームが省かれ両入力が同じレベルでミックスされるようになっています。スピーカーは小口径フルレンジ1個ですので、定位の良さはセオリー通りというか、ここ!って指がさせるほど良いです。

BOSE QuieteComfort-2 2006/08 購入
 これは、ノイズキャンセラーのついたヘッドフォンというより、オーディオ機能のついたノイズキャンセリングヘッドセットといったほうが的確です。他の類似商品と異なりノイズキャンセリングだけを OFF して普通のヘッドフォンとして使うことが出来ないことが、この製品の目的を端的に表しています。
 この類の商品は、各メーカから各種出ていますが、これらの性能は今ひとつです。購入時点では、ノイズキャンセリングについてはおそらく QuieteComfort-2 よりも良いモノはなかったと思います。また、機能面では、もしノイズキャンセルヘッドセットとして使うならば、本体からコードが取り外せますので、余計なコードが垂れ下がるとか、コントローラがぶら下がるということはありません。
 このヘッドフォンが最も威力を発揮するのは飛行機の中です。フライト中の疲労度が全く違います。飛行機の中で仕事を片付けるのに最適です。
 ヘッドフォンとしては密閉度が高い方です。この密閉度が遮音効果の大きなポイント一つです。しかし、夏場に長時間装着すると耳が汗をかきます。
 音楽を聴くときも、背景が静かですので音量を下げることが出来ます。これも、疲労軽減のポイント一つでしょう。
 音質は、帯域が広く非常にフラットな印象です。拍子抜けするほど普通の音です。自己主張がない音。いわゆる BOSE サウンドを期待するとがっかりします。こういう音がするというのは、ハーモニックディストーション(高調波歪み)が非常に小さいのでしょう。 ノイズキャンセル回路を通すためでしょうか、音の透明感が今ひとつです。最近はオーディオの製品リサーチをしていないので、確証があるわけではありませんが、もし、ノイズキャンセルが不要なら、この金額を出せば、もっと良い音の出るヘッドフォンは他にあるかもしれません。
 1万円ぐらいまでのヘッドフォンと比較すると、明らかにこの BOSE のほうが音が良いことぐらいは、私の駄耳でもわかります。
 また、深夜など非常に静かな空間で電源を入れるとホワイトノイズが出ていることがわかります。それ以外の時、音楽を聴いている時は全くわかりません。

MP-3 プレーヤー signeo SN-F100 512MB 2006/08 購入
 QuieteComfort-2 を使うのに、手軽な音源として購入したいわゆる MP3 プレーヤーです。定番は、iPod なのでしょうが、やっぱ、FMが、マイクが、録音機能が、そして、コードレスでパソコンに接続できる機能が、データストレージとしても使えるように、と欲張りました。昔のように、オタッキーにオーディオを楽しむ気持ちは薄れましたので、それなりに鳴ってくれるモノということで、インターネットで、とりあえず”音は良い”と風評が立っていることを確認しました。ソフマップで特価 5,980 円。
 こういう製品の常でしょうか。曲順が選べない、一つのボタンに機能がいっぱいあって、使い方がよくわからない。音は、少し細めで力強さに欠けます。また、キラキラした感じがします。また、たまにピッと音飛びします。復調アルゴリズムが今ひとつなんでしょう。
 持った感じは非常に軽い。ボタンに押しやすさはあります。変にデザインに走るとこのあたりにしわ寄せが来る場合がありますが、それはないです。有機ディスプレイはなかなかユニークです。まさか、こんなところに表示が出るとは思わなかった。そういう意外性があります。演奏中にファイル名が確認できます。しかし、表示文字数が多くありませんので、長いタイトル名を付けると横スクロールで先頭から消えてしまいます。見やすいわけではないです。

マルチメディアスピーカー BOSE MediaMate II 2006/06 購入
 BOSE のマルチメディア用スピーカー。 
 安物パソコンに付属していたスピーカーでピアノを聴いたら、バケツをたたいたような音が出て、さすがに耐えられず、購入しました。
 音はなかなか良いです。この大きさでこの音が出るっていうのは、技術の進歩を感じます。ピアノはちゃんとピアノの音が出ますし、ストリングスもなかなか。買って損はしなかった、コストパフォーマンスが良い、そんな印象です。
 f 特的には、かなり低音をブースト気味、嫌みなブーストではないので、聴いていられますが、明らかにやりすぎです。ラウドネス機能が内蔵されていますので、低音ブーストは、小さめの音で顕著です。6 畳部屋に響き渡るような音を出すと低音ブーストはあまり気にならなくなります。大きな音を出しても破綻しない、大きな音で真価を発揮するあたりは BOSE の特長でしょうか。この低音ブーストはしばらくエージングすると少し落ち着いてきます。最終的には、前面のバスレフ穴にティッシュをつっこみ低音を抑えました。
 また、指向性が強いスピーカーです。卓上に置いて、まっすぐ前の至近距離に耳がある用途に特化しています。これ以外の使い方をすると低音、高音とともに落ちてきます。臨場感という点では、今ひとつです。モニタースピーカーなどでは、目の前でピアノが鳴っているような音が出るものがありますが、あのような臨場感には乏しいです。

ipod nano 第4世代  2009年8月購入 2011年12月昇天
 MP-3 プレーヤー signeo SN-F100 512MB が壊れたので、買い替えです。一ヶ月待てば、第5世代が発売されることを知らなかったというか興味がなかったとういうか。これとノイズキャンセリングイヤフォンのおかげで、フランクフルト行きの飛行機の中で仕事できました。質感はさすがアップル、2年後に壊れるまで飽きが来なかったです。最期はバッテリーのトラブルと思いますが、充電できなくなってケーブルを外すと電源が切れてしまう。という状態になりました。
 音は、今ひとつの印象です。代替として、子供から借りている Sony Walkman S754 と比較すると明らかに差があります。オーケストラなどの大編成で S754 では分離して聴こえる各楽器が、ipod nano G4 では一体となってどさっていう感じだし、コントラバスもたまに顔を出すけど、連続しては聞こえてはいないという印象です。
 そもそもアップルは、あまり音質へのこだわりがないのかも知れません。他に、ipod touch も家族が使っていますが、音楽プレーヤーというより、携帯型ゲームマシン兼ネット端末といった方が的確なほど、音楽プレーヤとは違うもののように感じます。きっちりとした音質があって、その上で余計な機能が付いているのは構わないですが、逆なものの様な気がします。

 

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