1月4日の日記 映画「海の上のピアニスト」感想
大晦日に録画してあったものを元日にゆっくりとビデオで見ました。海の上で生まれて育って一生の間一度も陸に上がったことのないピアニストの伝説でした。音楽はエンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone 1928- )〜イタリア映画界の巨匠ですね。物語も音楽を中心に展開していましたが、面白かったのはピアニスト対決の決闘シーン。歴史上の実在のジャズピアニスト、ジェリー・ロール・モートン(Jelly-Roll Morton,1885-1941)を登場させて、音楽を競わせていました。娯楽映画だったのでちょっと荒唐無稽な感じもありましたね、たとえばたばこを使って演奏の凄さを演出したり・・・。でもこういうのは表現の技術の一つなので理解できるし許せます。ピアニストに対する観客の熱狂は、リスト(Franz Liszt,1811-1886)が生きていた時代も、こんな感じだったのかも知れないし、ジャズピアニストのオスカー・ピーターソン(Oscar Peterson,1925- )のライブならあるいはもっと凄いかも知れない・・・などと思いつつ楽しみました。一番有名になったシーンの音楽(ラブ・テーマ?)もなかなか良いですね。このシーンとこのメロディーを中心にシチュエーションが良く練られていてストーリー全体の核を形作っていると思いました。音楽を中心とした映画なのでそれなりに楽しむことができましたが、一般の方はどう言う感想を持ったのでしょう?正直に言うとやや地味な映画という印象かも知れませんね。