日記〜最近の話題など
3月31日の日記 :映画「バグスライフ」「タイタニック」感想
「トイ・ストーリー」と同じ、ディズニーとPIXCER社によるアニメ映画「バグス・ライフ」を見てきました。3Dによる立体的なコンピューターグラフィックはなかなかのもので、2Dの平面的なアニメとは格段の違いがあると思いました。今後はますますこういう3Dのコンピューターグラフィックがあちこちで用いられるようになることでしょう。ちょうど今プレイしているFF8でも所々に3Dによるコンピュータームービーが使われていて効果を上げていますね。でもこの「バグス・ライフ」は、映画1本まるごとコンピューターグラフィックですからたいしたものです。キャラクターもそれなりに個性を出していたようですね。特に悪役の「ホッパー」はなかなかいい味が出ていて、主人公の蟻くんよりも人気が出そうな感じですね。全体のストーリーはそれなりによく構成されていて安心してみられる映画だと思いました。ただ、小さなお子様でも楽しめることをねらった所為か、やや単純な内容に終わったとの印象は否めないですね。悪役ホッパーが、必ずしも必要ではないのに自分たちの権威を守るために攻撃を仕掛けにゆくという後半のストーリー展開は、これがアメリカの教育かという思いを抱きました。ちょうど現在のユーゴスラビア爆撃と重なりあって、自分としては好きになれない部分でした。もう一つおもちゃの兵隊のアニメ映画もあるようなので見てみようかな。
「タイタニック」は、今ごろになってやっと・・・という感じで・・・しかもレンタルビデオで見たので、恥ずかしいので小さく書いておきますが(見にくかったら、ブラウザで文字を大きくしてね)、見終わってアカデミー賞受賞を納得!、素晴らしい映画でした。スタートからラストのシーンまで本当によく作られていて、作り話であることを忘れてしまうリアリティーがありました。全体の構成には音楽を作るときと同じようにモチーフをうまく使っていると思いました。たとえば唾を吐く練習をしたシーンに対して、それを実践に使うシーンが後で出てきたり、主人公達の会話に出てきた「乗馬」については、80年後のシーンで「乗馬の写真」となって出ていたりというように・・・。有名になった船のへさきで両手を広げるシーンもとても印象的ですね。迫り来る海水から逃れるシーンはアクション映画そのもの!、いかにも作り話っぽいとは思うのですが、ま、娯楽映画だからこういうものも必要でしょう。私が印象に残ったのは「この映画にはラストシーンが2つあったな」ということです。私が思うラストシーンの一つ目は、老女が80年持ち続けていた青いダイヤを海中に捨てるシーン。これを水の中から映しているアングルが印象的でした。もう一つのラストシーンは、老女の夢に回想となって現われるタイタニック号のパーティーのシーンで、ラストではパーティーに集まっている人々が貴族ではなく3等客室にいた貧しい人々だという点がポイント。そしてそこに主人公が・・・・見ていて思いっきり納得してしまいました。「これで完璧。もう何も追加するものはないだろう。」と思った通り、その後はエンディングの文字が続きました。この二つのラストシーンで「お金よりも財宝よりも、人々と仲良く生きられることが代え難い幸せ」という、思想性がしっかり全編を貫いている印象を受けました。「蔵の宝(財力)よりも、身の宝(健康・能力)よりも、心の宝がいちばん大切なもの」という仏教のたとえ話を思い出してしまいました。
去年、間違って古い「タイタニック」映画をビデオで見ました。モノクロでした。ストーリーはアカデミー賞の「タイタニック」とは違いましたが、共通しているシーンもいくつかありました。たとえば、「女性・子供を先に」という救命ボートにどさくさに紛れて乗り込むずるい男性がいたり、混乱を静めようとしてピストルで威嚇射撃をして人を殺してしまい、自分で自分の頭を銃で撃って自殺した船員とか・・・・きっとこれらは、生存者の証言をもとにしている「史実」の部分なのでしょう。レンタルビデオ屋にあった「タイタニック歴史の証言」(だったっけ?)とか言う、ドキュメンタリー映画も見てしまいました。これによると、氷山とぶつかってタイタニックに出来た傷は、全部合わせてもほんの1平方メートル、ひとりの人間の表面積くらいのものだったそうです。そこから海水が入って沈んでしまった・・・・アカデミー賞をとった映画もすごいと思うけれど本物の客船「タイタニック」もすごいですよね。たった一回の航海で、しかも途中で沈んでしまったけれど。・・・・きっと船の製作費を上回る映画の興行収入があったのではないでしょうか?。