私の教育方針

人にものを教えるにもいろいろな教え方がありますが、私は「性善説」に則った考え方をしていますので、「本人の持っている良いものを引き出すにはどうすればよいか」ということがテーマになっています。そして、「一人一人はそれぞれ違った長所を持っているので、皆が同じようにならなくとも良い」という考え方をしています。ですから「こうでなければならない」というように、考え方を押しつけるようなやり方は好みません。しかしそれが、時には「結論をはっきり言わない」という不満になることもあるようですが。

悪いことをしているのを責める事は時と場合によりけりで、ルールやマナー違反をしているものは注意をします。しかし研究や作品の出来の悪いものを批判することはあまりしません。もう少しこうすれば良くなるという観点のアドバイスをするだけです。ですから、学生としては、「なかなか叱らない先生」という印象を受けることでしょう。それは正解です。でも叱られない分、自分のことは自分でしっかり管理をしてゆかないとたいへんです、ぼんやり甘えていると「まだなにも勉強していないのにもう卒業か」ということになります。
卒業できればの話ですが。

音楽の専門家なのに、コンピューターのことが好きで、結構詳しいです。自分ではマッキントッシュコンピュータを使用していますが、OA演習室のウインドウズマシンで授業をすることもあります。時々間違えることもありますが、基本的にはマッキントッシュもウインドウズもそんなに違いがなくなってゆくと思っています。学生の皆さんも、どちらの機種もそれなりに使えるようになっておくと良いと思います。

で、専門の音楽ではどうなの?と聞かれると弱いのですが、自分では何歳になっても作曲はしてゆくつもりでいます。いつも忙しいので、つい創作活動を後回しにしてしまいます、これではいけない。

若い学生の皆さんとつきあっているおかげで、若い気持ちでいられます。これからもどうぞよろしくです。