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1970年代のロードレーサーを復活させる

[鋭意、更新中]

だいぶ落ち着いてきたのでアップします。ここまで約3か月かかりました。20代のころ乗っていたロードレーサーの部品をなるべく使って組み立てました。現在のロードレーサーは、カーボンフレームにカーボンリムと6kg台の超軽量が主流です。これは約10kgです。

[経緯]
中学生ごろから20代まで1日に200km走ったこともあるチャリンコ小僧でした。その後、生活の変化で乗らなくなりましたが、最近、医者から運動を勧められ(医者の意見は、どちらかというと健康や寿命を人質に取られた脅迫と表現すべきかと、、、)、運動として自転車を再開しました。ランニングはあまり好きではないし、歩くのは嫌いではないですが、距離が稼げないので、家の周りを徘徊することになるし、ジムでお金を払って運動するのもなんだかなあと思うしで、消去法でも自転車に決定しました。

[自転車について]
当時乗っていた自転車をベースにできるかなと思い、実家の納屋に置いてあったのを引き取ってきました。なるべく当時の部品を使うようにしましたが、安全性や使い勝手に大きな違いがある部分は、現在の部品を使いました。フレームとフォークには、深い腐食など安全性に関わる問題点が見つからなかったので、清掃、錆とり、塗装しなおしました。

現在の仕様(*印のある部品は、当時のをそのまま流用)
フレーム及びフォーク* :1970年代に製造されたメーカー不明のハイテン製。
ハンドル* :SAKAE CUSTOM ROAD CHAMPION
ハンドルステム :突き出し80、長さ180 手持ちを流用
ブレーキレバー* :SUNTOUR SUPERBE、カバーはDIA-COMPE 204.7AM(新品)を流用
ブレーキ :BR-R451

クランク* :シマノ600 50×39 12-25T (12Tを外して13-25T 7Sで使用)
BB* :D-3H、ベアリングは新品に交換
シフター* :SUNTOUR
フロント及びリアディレーラ* :SUNTOUR SUPERBE
チェーン :シマノ CN-HG40
ペダル*:三ヶ島クイル

スプロケット :シマノ CS-HG50-8
フロントホイール :MAVIC(中古)
フロントタイヤ :チューブラー CONTINENTAL GIRO 22mm
リヤホイール :REFLEX SUP 700c チューブラー(中古)
リヤタイヤ :チューブラー TUFO S3 Lite

シート :手持ちを流用
シートピラー* :

エンド幅120mmに130mmのホイールを取り付ける

 実施例がネット上にないようなので、上げておきます。このエンド幅は、120mmです。当時はこの寸法が主流でした。ボスフリーの5段しかない時代です。現在のカセットフリーハブは、130mmあるいは135mmは取り付けられないのですが、何とかなるかなと思い試しました。まず、中古自転車の店に行き、手ごろな値段でかつ改造に適していると思われるリヤホイールを探してきました。このホイールは、ベアリングコーン(玉押し)とロックナットの間に複数のワッシャーが入っています。これをすべて取り除いてやると、124mmになりました。これによって、タイヤが1mmオフセットしますが、乗ってみて不具合があるようなら修正することにし、そのまま取り付けました。120mmと124mmなので、左右で2mmずつ広げてやる必要がありますが、このぐらいなら、「ちょっときついな」ぐらいで装着可能です。これで、乗ってみましたが不具合が無いようですので、次は、ベアリングコーンを薄くしてやって、120mmにする予定です。

 この状態では、トップギヤにした場合、チェーンとチェーンステーの間は、1mmも隙間がありません。トップギヤにすると、スポークとディレーラのプーリーの枠が擦ってしまい相になります。これは非常に危険で、プーリーの枠がスポークに噛みこんでしまうと、ホイールとリアディレイラーが破損し、帰ってこれなくなります。この時点で、8速のスプロケットを使用していますが、トップギヤを外して7速で使用し、スプロケットの前後にスペーサーを入れて、スポークとチェーンステーから離すことにしました。この状態で、7速が全て使用可能になっています。10速スプロケットも中古屋で入手し試してみて、同様に9速で使用できることを確認しています。但し、10速スプロケットを使用するにはチェーンの交換が必要です。

 トップギヤは、11 or 12T ですが、私の体力とケイデンス60以上をキープしたいことから考えると、使わないギヤとなるので、取り去ることに不便はありません。、

 

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