タイヤチェーン

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タイヤチェーンの取付方法

 初心者にとって意外に面倒な作業がこれです。シーズンになりますと、高速道路では、取り付けに四苦八苦されている方を良く見かけます。中には、ジャッキアップされたりタイヤを外したりして、取り付けられている方もいらっしゃいます。こうなると、チェーンを取り付けるだけで 1 時間はかかってしまいます。チェーンは、コツさえわかれば、5 分ほどで、取り付けられます。普通の鉄製チェーンのもっとも簡単だと思う取付方法を御紹介します。
 チェーンは、購入したら、取り付けを一度は練習しておきましょう。タイヤサイズが適合範囲であっても、取り付けられない場合があります。また、車種によっては、チェーンが車体に当たってしまう場合もあります。

チェーンを取り付けるタイヤ

 FFならば前輪、FRならば後輪です。FFか、FRか、わからない場合は、車屋さんや、ガソリンスタンドで確認しておきましょう。4WDでは、前後どちらかあるいは、全輪ということになりますが、取り扱い説明書に書いてありますので確認して下さい。ここでは、前輪に取り付ける方法について紹介します。ハンドルを切る事以外は、FRでも同様の手順です。

ハンドルを切る

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 車は、左右に作業スペースがある、なるべく乾いた場所に停車させます。ハンドルは、左右どちらかにめいっぱい切ります。このようにすると、タイヤの裏に手が届くようになり、作業が極めて楽になります。特に写真のように左に切ったときは左タイヤが、右に切ったときは右タイヤの前方が大きく開きます。

チェーンを広げる

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 チェーンは、左右の金具が折り返してある方が外側になります。こちらを上にして、タイヤの横に広げます。このとき、右図のように折り返してある金具の内側に入っている場合は、チェーンがねじれています。白い矢印のようにチェーンの端をくぐらせて、中央の図のようになるよう直しておきます。

チェーンをタイヤにかぶせる

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 チェーンをぐちゃぐちゃにしないよう注意して、タイヤにかぶせます。ここで、折り返し金具が外を向いていることを確認してください。内側を向いていますと、タイヤの左右の側面(サイドウォール)を傷め、バーストの原因となることがあります。タイヤのサイドウォールは、あまり丈夫ではありません。
 また、下のほうで、チェーンが左右均等にあまらせてください。

内側の金具を留める

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 手を伸ばして、タイヤの内側の金具を相手のチェーンに留めます。このとき、チェーンを左右に多少動かす必要があるかもしれません。また、雪があるところでは、タイヤの下を少し掘る必要がある場合もあります。なお、写真の金具は、フックを引っ掛けるだけですが、金具によって留める方法が異なります。必ず添付の説明書で確認してください。
 この作業が、チェーンをつける上で、一番の難関です。いろいろな方法が提案されているのですが、このように上から被せて、タイヤの裏に手を伸ばして留めてしまうのが一番楽で速いです。FR などですと、腹這いになる必要があるかもしれません。衣服が汚れないように、つなぎの作業服を用意しておくことをお薦めします。これは、安いもので 1,500 円ぐらいからあります。

外側の金具を留める

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 内側と同様に外側のフックも留めます。

ゴムあるいは、スプリングを掛ける

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 チェーンをゴムあるいは、スプリングを使って引っ張ります。このとき、先程の金具が弛まないよう、必ず引っ張るようにスプリングあるいは、ゴムを引っ掛けます。写真では、下のスプリングでフックを引っ張っています。また、スプリングは均等に掛けるようにし、写真左上のような場所が出来ないようにしてください。(^_^;
 スプリングのフックもタイヤを傷めないように、外側に向けます。

 このあと、少し走ってから、緩みが無いことを確かめます。緩みが大きいようなら、フックをかける鎖の位置を更に先に進めるようにして、チェーンが常に張っているように調整します。また、チェーンは走行と共に延びてきますので、この確認は、必ず行うようにしてください。あまった鎖は、車体に接触しないよう針金などで留めておきます。

 チェーンを引っ張る用具は、スプリングとゴム輪の両方がありますが、スプリングのほうが、装着は少し楽に出来ます。

チェーンの外し方と収納

 外し方は、取り付けと逆です。かならず、外側と内側の両方の金具を外してから、チェーンをタイヤから外すようにしてください。内側の金具をつけたままチェーンをタイヤから外すと、タイヤの内側でチェーンがからまり、ブレーキホースなど、重要な装置を傷つける場合があります。

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 チェーンを入れる容器は、水が漏れて車内を汚さないような容器が良いです。チェーンをしまう場合は、ぐちゃぐちゃにしないよう、図のように個別にまとめるようにします。また、端の部分がわかりやすいよう、リボンなどをつけておくと、取り出しもスムーズになり、からまることも少なくなります。容器の中には、軍手、スプリング、針金など、チェーン装着に必要なものを一緒に入れておきます。

チェーンが切れたとき

 チェーンは消耗品ですので、雪のないところでは、100 km 程度の走行で切れてしまいます。これは、ゴム製のチェーンでも同様です。ですから、お出掛け前にチェーンの接地面を良く調べて、摩耗が激しいようなら、代替え品を用意しておきましょう。
 万が一、切れてしまった場合は、太い針金で切れた箇所をつなぐなどの応急処置が考えられます。また、写真のような切れたチェーンを接続する用具も市販されています。これは、右のような上下に金具の付いたワイヤで、左のように丸めて、金具を締めて使用します。

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